切迫早産でお腹の張りが強い!はるときの寝方と自宅安静時の過ごし方

切迫早産気味の方や切迫早産で入院経験のある方は、お腹が張り始めると不安になるのではないでしょうか?
お腹が張り始めて休みたいときでも、お腹の大きさやはり具合でなかなか落ち着いて休めないこともあります。

切迫早産でお腹が張るとき、どんなふうに休めばいいの?

親心としては、なんとか37週までお腹で育ててあげたいのに、早産になってしまうかもしれないと不安になってしまうでしょう。
今回はお腹が張っているときの休み方と、お腹が張らないように気を付ける基本的な方法をご紹介したいと思います。

1.お腹が張ったらこの姿勢をとって!

お腹が張ったら休むことが大切ですね。
座るだけでも随分と楽になりますが、寝そべることができるならおすすめしたい姿勢があります。
それは、産院で良くすすめられるシムスの姿勢です。

メリット:

育児書などでご存知の方も多いと思いますが、本当に楽になります！

体への負担が軽くなり、血液が流れやすくなるのでお腹の赤ちゃんにもいいのです。

血流がよくなるので赤ちゃんにも栄養がたくさん届けられます！

方法:

方法は横向きに寝て、上になった足にクッションなどを挟むだけ。
どちらを下にしても大丈夫ですが、腰のあたりにある大静脈は中心よりやや右側を走っています。
心臓に戻す血液の量が不足すると循環が悪くなるので、左側を下にして寝るとより良いそうです。

寝る際におすすめな抱き枕

おすすめなのは、西川リビング株式会社の抱き枕で、綿のように中の素材がボリュームダウンしてしまうことも少ないです。
少し価格帯が高めなのですが、寝具店の老舗が助産学の教授と開発したものなのでしっかりした作りになっています。
つわりの時期からシムス体位、むくみ、腰痛などの対策としても長く使え、カバーも外して洗えるため衛生的ですし、寝心地もとても良いものです。

西川リビング株式会社が助産学教授の赤井由紀子先生と開発した開発した抱き枕を見てみる

執筆者の体験談

切迫早産の入院前日、私はお腹の張りと痛み、何とも言えない怠さに襲われていました。
実はお昼に出血があり、それが原因のようでした。
その日の晩は、一足も二足も早く、ベッドでシムスの姿勢で休みました。
シムスの姿勢をしていると徐々に痛みと怠さはなくなりましたよ！
お腹が張って一休みしたい時だけでなく、寝付けない夜にもよくシムスの姿勢をして寝ていました。

2.お腹がはりやすい人は絶対冷やさないで!

身体を冷やすことはデメリットが満載です。

デメリット1:便秘・むくみ・こむら返り

妊娠がわかってから『体を冷やさないように気をつけている』という方もたくさんいらっしゃると思います。
冷えは血流を悪くするので、ママにも赤ちゃんにも決していい影響を与えません。
ママは便秘をしやすくなったり、むくみ・こむら返りになりやすくなったり、風邪を引いてしまったり…。

デメリット2:低体重児・切迫早産

赤ちゃんには栄養が届きにくくなるため、低体重児で生まれるリスクもあります。
寒いとお腹は張りやすくなります。
お腹が張りやすくなると、子宮頸管が短くなるリスクも否めません。
切迫流産・切迫早産、ひいては早産にもなりかねません。
体を冷やさない！がトラブルを避ける基本中の基本です。
そのため、ポイントを押さえて効率よく温めることがおすすめです。

身体を冷やさないための服装とは:

季節にもよりますが、パジャマだけだと冷えてしまうかもしれません。
切迫早産で自宅安静中の方・入院中方は、

カーディガン、腹巻、靴下（もしくはレッグウォーマー）

がおすすめスタイルです。
病室はとても暖かく保たれていますが、とにかくご自分でも冷えには気を付けたほうが良いのです。
体を冷やさないためには、お腹や腰の他に首・手首・足首の首と付く場所を冷やさないことがポイントです。
首とつく場所の皮膚は薄く、近くに動脈があります。
そのため外気の影響を受けやすく、寒いと冷たくなった血液が体中をめぐってしまいます。

その為「首」という感じのつく場所を冷やすと、体が冷えてしまうのです。

逆に3つの首を温めることで、温かくなった血液が体中をめぐり、効率的に体を温められます。
冷えが気になるという方は、お腹、腰、首、手首、足首の5カ所を意識して温めてみてくださいね！
※ただし、就寝など汗をかきやすくなる時は、レッグウォーマーがいいそうです。
靴下の場合、かいた汗が逃げないため余計に冷えてしまうのだとか

早産を防ぐ方法としては、同サイトで１子目を妊娠24週での早産した経験があるライターが
2子目を正産期39週で出産するまでの道のりを書いた出産体験記でもご紹介しています。
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