助産師
赤ちゃんの負担を和らげる方法があるのでぜひ実践してください。
生後2カ月から乳児と飛行機に乗る注意点
助産師
1.耳抜きの方法を抑えてください!
飛行機の離着陸時に心配なのが、気圧の変化で耳が痛くなってしまうこと。
もちろん赤ちゃんは自分で上手に耳抜きをすることができませんので、ママがサポートしてあげましょう。
おすすめな方法
- 授乳
- 湯冷ましなどを飲ませる
- おしゃぶりをくわえさせる
ことが理想です。
耳抜きのポイントは、自分の唾液を飲み込むことなんです。
先輩ママの体験談:哺乳瓶でお水などを与えて耳抜きをサポート
離着陸の耳抜きは、おっぱいやお水を飲ませたりすればいいというのを聞き、お水を哺乳瓶に移し替えて与えたりトイレで搾乳したおっぱいをあげたらなんとかなりました。
(のんママ32歳・11カ月息子・京都府在住)
先輩ママの体験談:大好きなおしゃぶりでご機嫌にフライト
ベルト着用サインがでている間は立ってあやすことができないので、いつ泣き出すかとドキドキしていました。
おしゃぶりがとても好きな子だったので、離着陸のときにはおしゃぶりをくわえさせていたらなんとかご機嫌なまま過ごすことができました。
(のんのママ36歳・1歳娘・東京都在住)
2. 授乳は赤ちゃんの必要なタイミングで
ママのおっぱいは、赤ちゃんにとって最も安心できる場所です。
赤ちゃんにとってはまだ視力も弱いため、おっぱいを口に含む状態が安心できる状態です。
飛行機の中でもすぐに授乳できるように準備していますか?
- 授乳しやすい服装
- 授乳ケープを持参する
- 窓際の席を予約する
授乳ケープがなければ、飛行機内で毛布を借りることもできます。
当サイトのママたちに人気の授乳ケープは次の通り。
(クリックすると60名のママの口コミを参考にまとめたページに飛びます。)
先輩ママの体験談:赤ちゃんとのトラブルは授乳で乗り切る
耳鳴りや、突然の泣きに対してはとにかく授乳すると決めていました。
すぐにおっぱいが出せるような服装で挑みました。
周りの方には初めに声をかけ、うるさくするかもしれませんがすみませんと、伝えました。
荷物は上に上げるのは大変なので足元における範囲の荷物にまとめました。
なんとか無事空の旅は終わりました。
(みっちーママ・6カ月息子・名古屋出身/沖縄県在住)
先輩ママの体験談:CAさんの心遣いに感謝
また、泣いたら迷惑かと思った。
CAさんが、空いていて人がいない席を毛布で覆ってくださった。
ゆったりとした空間でおっぱいをあげながらでも快適に過ごせた。
(はるまま36歳・14歳息子・島根県在住)
3. 搭乗する便や座席を選んで少しでも気持ちを楽に
どうしても赤ちゃんが泣いたら、他の乗客へ迷惑がかからないか気になってしまいますね。
ママが周りの顔が気になってしょうがない状況を避けるためには飛行機の時間帯や場所も大切です。
搭乗する便のチェックポイント
- 乗客が少ない便
- 母乳育児中に1人で移動する場合は、できれば窓側を選ぶ
- 調乳する必要があるなら、できるだけ通路側を選ぶ
- あやす必要がある場合は、後部や通路側の座席を予約すると、立ち上がりやすい
- あらかじめ周囲の乗客に方にあらかじめ挨拶をしておく
ベビーベットを貸し出してもらえることもあります。
先輩ママの体験談:立ちやすい後部の座席を予約
赤ちゃんが泣きだして収集が付かなくなったらどうしようか?
授乳が上手くできるか?
となりの乗客に挨拶をしておくことで、少しは不安解消でした。
また、後部座席の予約をしたことで、泣き出したら立てるのもよかったです。
(kuku40歳・5歳息子・北海道在住)
先輩ママの体験談:空いている便を選んで搭乗
泣きわめいたらどうしようと不安が一番大きかったです。
また、ミルクを吐いてしまったり、うんちの臭いで周りに迷惑をかけるのではと心配が大きかったです。
比較的空いている時間帯、曜日のフライトを相談して選びました。
母に同行してもらい私は法事前日に前乗り。
夫は仕事のため、現地合流しました。
吐いて服を汚したらと考え、手荷物に着替えとタオルを入れていましたが、取り越し苦労でぐっすり寝てくれていました。
(そう30歳・5歳息子・京都府在住)
4. 赤ちゃんの体調は万全に
ママがどんなに気を付けても、赤ちゃんの体調が良くないと、ご機嫌で飛行機に乗るのは難しいかもしれません。
大人でも、風邪をひいていると飛行機の離着陸で耳に圧がかかり、辛い思いをすることがありますよね。
事情があって飛行機に乗らざるを得ない場合もあると思いますが、やはり赤ちゃんのことを第一に考えてあげたいもの。
体調がすぐれないときは、予定を変更したり、思い切ってキャンセルする決断も必要かもしれませんね。
先輩ママの体験談:飛行機に乗る前に赤ちゃんの体調を整えて
子供が鼻があまりよくないため、鼓膜への影響など。
鼻の治療で耳鼻科にかよい、症状がおちついてから飛行機にのせました。
体調を万全にさせるよう、つとめました。
(みき・5歳娘・大阪府在住)
まとめ
飛行機は、赤ちゃんにとってはストレスの大きい環境です。
長時間、窮屈な体制で乗らなければなりませんし、離着陸時の気圧の変化も負担になります。
赤ちゃんが泣いてしまうのはある程度仕方がありませんが、なるべく周りの迷惑にならないようにしたいですよね。
先輩ママの体験談を、ぜひ参考にしてください。
実は、新幹線や電車に比べて、飛行機では赤ちゃん向けのサービスが充実していることが多いです。
航空会社によりますが、優先搭乗やベビーカーの貸し出し、CAが調乳を手助けしてくれることも。
利用予定の航空会社のサービスをチェックしてみてください。
より快適に赤ちゃんとの空の旅が過ごせると良いですね。
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