痛みに気が遠くなる陣痛。
陣痛が楽になる方法を知りたいと思う方も少なくないでしょう。
今回は、実際に自分自身で効果があったいき見逃しの方法を記事の後半で写真付きでご紹介しています。
体力に自信のない人はこちらもおすすめです。
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【楽な姿勢とマッサージが効いた!】陣痛を鎮めたツボとは?
助産師さんから教わった技で、かなりの力がいるものなので、立ち合い出産などで旦那さんに頼んでください。
陣痛時の体勢
陣痛中にとっていた体勢は四つん這いやうつ伏せが多かったです。
なるべく平常心でいたいと思い、痛みが襲ってきた時は意識を遠くにして痛みを感じないようにしていました。
主人に腰を摩ってもらうと、本当に痛みが和らぎました。
この6つの言葉だけで主人とやり取りしました。
例えば、私が「右」と言うと、主人は今摩っている場所を少し右にずらす。
私が「回す」と言うと、主人はグッと押していたのをやめてぐるぐると円を描くように摩る。
押す場所、押し方を少し変えてもらうだけで、痛みがスッと軽くなりました。
お陰様で、呼吸もとても自然にできていたと思います。
子宮口MAXのいきみ逃しの方法
1.拳を作ります(旦那さん)
上から見ると、人差し指と中指はこんな風になっています。
2.押す場所
肛門の少し上を押します。
押す場所を上から見るとこんな感じです。
3.力加減
拳をつくり肛門、気持ち少し上をグググ…っと押す感じ
後日主人に確認したところ、「拳をつくり肛門、気持ち少し上をグググ…っと押す感じだった」とのことでした。
「『こんなに押して大丈夫なのか?』って力だったよ」と言っていました。
子宮口MAXの時は、これが本当に楽になりました。
よく、いきみ逃がしにゴルフボールやテニスボールを持参すると聞きますが、私の場合は素手で十分でした。
【できてよかった立ち合い出産】出産は一人でするものではないと痛感
立ち会い出産、とてもお勧めです!
初めて尽くしの第一子出産。未知の痛みに一人で挑むには、それなりのパワーがいります。
今後どれ程の痛みがきて、いつまで続くのか…。
陣痛室で一人耐えるのは、正直なところ不安が増します。
誰かに痛みをわかって欲しいですし、不安な気持ちをわかって欲しい。
気持ちを吐き出し、相談もでき、励ましてくれる人が側にいてくれるだけで、どれだけ心細さが和らぐか…!
助産師さんや先生でも本当にありがたいのですが、それが主人だと『お産は一人でするんじゃない!家族でするんだ!!』と強く思えます。
助産師さんから『お産の際は、割と進みが早く、その分陣痛はつらかったと思いますが、痛みに耐え、落ちついてすごされていましたね。御主人の支えもあり御家族3人で協力した出産だったと思います』とメッセージを頂きました。
この言葉は、家族で頑張った証!私の宝物になりました。
まとめ
もちろん、今後の夫婦関係を心配される方や、『恥ずかしいからイヤ!』という方もいらっしゃると思います。
また、「血が苦手で失神しそうだからいやだ」とご主人の方から断られる方も。
ご夫婦で相談され決断されることが一番ですので、『絶対にやるべきだ!』とは言いません。
ですが、例えば分娩室にはいかないけれど陣痛室で支えてもらう。
分娩台で足の方にはいかないでもらう。
お産をきちんと理解してもらうために、分娩の流れを本などで一緒に予習する。など、方法はあるかもしれません。
少しでもご主人がお産に関われる方法があるならば、それを探してみてはいかがでしょうか。
きっと、ご夫婦での大切な思い出になると思いますよ!
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