助産師
安全なお産のためであるのはもちろん快適な妊娠期間を過ごすためにも不安に思ったこと、困ったことをチェックしてくださいね。
妊娠後期のママたちに徹底調査!妊娠後期に不安に思ったこと6選
妊娠28週~39週を妊娠後期と呼びます。この時期は、お腹が大きく重くなることから様々なトラブルが起こります。
助産師
正産期(赤ちゃんが十分に成長して生まれる時期)は妊娠37週0日~41週6日です。
助産師
妊娠後期に困ったこと1.むくみがひどくてつらかった
ママ
助産師
妊娠中は胎盤に血液を送るため、体内の血液量が増えます。これは体内に水分を保とうとする黄体ホルモンも大きく影響しています。下の図を見てください。
黄体ホルモンの分泌量がとても増えていることがわかると思います。
助産師
早く担当医に相談してください。
おすすめの対処法:妊娠後期のむくみ対策
助産師
- 散歩などの軽い運動を毎日の生活に取り入れる。
- 体を冷やさないようにする。
- ストレスを解消する方法を見つけて、気楽に過ごす。
- 塩分を控えるように気を付ける。
- カリウムは塩分を排出してくれるので、野菜や果物などを食事に取り入れる。
先輩ママの体験談:むくみがひどくなった
持っていた靴は全く入らなくなってしまいました。
とにかく安静を心掛け、寝る時は足を高くして寝ていました。
むくみ防止ソックスをはき、むくみ改善の漢方を飲みました。
(いっちぃ・37歳・0歳息子・山口県在住)
妊娠後期に困ったこと2.後期つわり・胃もたれ・吐き気でつらかった
ママ
助産師
それまでは、食事の内容や食べ方を工夫しましょう。
おすすめの対処法:消化の良いものを食べるようにする
助産師
- 食事は何回かに分けて摂るようにする。
- 体調の良いときは、散歩など軽い運動をする
消化が良くなるので、後期づわりも緩和されます。
先輩ママの体験談:妊娠後期になって胃が圧迫されて胃もたれを起こした
食欲は減らなかったので食べたいのに胃がもたれるのでつらかったです。
検診の時に胃もたれの薬を出してもらいました。
粉薬でまずかったのでなるべく飲まないようにするために、3食きっちり食べるよりも少しずつ何回かに分けてよく噛んで食べるようにしました。
(べべべ30歳・0歳8か月娘・兵庫県在住)
先輩ママの体験談:妊娠9ヶ月からお腹の張り、腰痛、胃が押されることによる吐き気
お腹の張りが強かったことと腰痛が酷かったのが困りました。
それと後期になって子どもが大きくなったせいか胃が押される感じがあり、つわりの時のような吐き気があり少し不安でした。
お腹の張りがあるので不要の外出を避けました。
ただ動かないのは良くないので張りが治まったら買い物は歩いて行くようにしました。
腰痛は仰向けに寝にくいので横向きに寝ました。
吐き気は医者からバランスよく回数を分けて食べるよう指導され、食事は5,6回に分けて食べるようにしました。
(ここママ47歳、19歳息子、兵庫県在住)
妊娠後期に困ったこと3.急激な体重増加
ママ
助産師
急激な体重増加は妊娠高血圧症候群の危険性が高くなりますので注意が必要です。
妊娠後期は、体を動かしにくくなりますので、気を付けないと運動不足になり筋肉も落ちて太りやすくなります。
産道に脂肪がつくとお産が進みにくくなり、難産・帝王切開の可能性もでてきます。
妊娠後期には、体重管理が大切です。
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おすすめの対処法:体重増加に対する妊娠後期の対策
助産師
かかりつけの産院での体重管理指導に従って毎日体重を測り、体重が増えすぎているときは食事内容を見直す。
先輩ママの体験談:妊娠9カ月からの急激な体重増加
今までと同じ食事ではどんどん太っていくことに困りました。
もう一度食事の見直しをして野菜と魚中心の生活に変えました。
それプラス毎日30分ほどのお散歩を加えなんとか乗り切りました。
そのおかげか、貧血も改善されました。
(あいぼん25歳・2歳娘・愛知県在住)
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