安産のためにどんなことをすればいいだろう?
出産が近づいてきて、必死に情報を探していませんか?
日常生活のちょっとした工夫で、安産の確率が増えるとしたら、やってみたいと思いませんか?
今回は、以前産院勤務の看護婦を務めていた保健師ライターが、
- 自分自身が出産する際に、安産のためにしたこと子宮口を柔らかくする日常動作
- 陣痛・出産前後のストレスを改善するために準備したもの
をご紹介したいと思います。
安産の秘訣が知りたい!
子宮口を柔らかくする動作を積極的に取り入れて!
リラックスして分娩ができたことが、安産の一番の要因だったと思います。
私は1人目も2人目も助産師さんの介助で、フリースタイル分娩を選びました。
事前にきちんとバースプランを出し、分娩室も見学していたので、陣痛の合間は本当にリラックスしてウトウト。
1人目の分娩の際に夫と二人で部屋に残されたことがとても不安だったので、「絶対に助産師さんが側にいてください!」とリクエストしたら、陣痛の波が来るたびにサッと側にきてお腹をさすってくれて、本当に心強かったです。
助産師さんが
また、出産前は体を動かすように心がけました。
具体的には・・・
- 駅のホームでは階段しか使わない
- トイレに行くたびに、スクワット10回
- 休日もなるべく長男と公園などでウォーキング
スクワットは、子宮口を柔らかくする効果もあり、分娩が進みやすくなるそうです。
(助産師さんに薦められました)
出産前後で実感した「あってよかったもの」
長男・次男の出産を通して「あってよかったもの」は
1.飲み物
分娩中は汗もかくので、喉が渇きました。
【写真付き】陣痛を鎮めたいきみ逃しの方法と立ち合い出産のすすめ
2.ストローキャップ
飲み物を飲むときに、うつぶせや横向きで飲んだりするので、
ペットボトルにつけるストローキャップはとても役立ちました。
3.お菓子
分娩中はとにかく体力勝負です!
痛みもあり、私はおにぎりなどは受け付けず、チョコレートなどを主人に口に運んでもらいました。
4.栄養ドリンク
これは気分の問題かもしれませんが(笑)、陣痛がきた時点で1本飲みました!
5.レッグウォーマーor長い靴下
分娩着はワンピース型だったので、結構足腰が冷えます。
1人目の時は5本指靴下を、2人目の時はレッグウォーマーをつけました。
6.アロマ
妊娠中からよく使っていた「ラベンダー」を持参しました。
陣痛の谷間には、リラックスすることができました。
破水をしていないなら、陣痛が起きた後入浴をおすすめします!
最初はお腹を壊したような痛みでした。
一度経験したことがあるので余裕もあり、痛みがきたら机に手を当てて前かがみになり、ゆっくり腰を左右に振ってリラックス。
入院前に自宅でお風呂も入りました。(悪露が落ち着くまで1ヶ月は湯船に入れないので)
児頭骨盤不均衡で緊急帝王切開の出産体験記~ライター西丸みのり
陣痛→出産までの時間は?
陣痛の始まりから出産までは6時間半でしたが、
病院について分娩室(兼陣痛室)に入ってからは2時間のスピード分娩でした。
さすが2人目で、子宮口が開いてからはあっという間でした!
昼~夕方
予定日前日
そろそろ生まれてこないかなー?と、買い物袋2つをぶら下げて1時間近く散歩。
夕方から、時々お腹を壊したような弱い痛みがある。
18:00頃
夕食を作っていると、段々お腹が痛くなってくる。
しかし、最初から3分おきだったので、「お腹を壊したかな?」と思いつつ料理を継続。
すると、段々立っていられないくらいの痛みになり、産科・パパ・実母へ電話連絡!
20:00頃
しばらく湯船に浸かれないと思い、お家で入浴。少し陣痛が和らぐ。
21:00頃
3分の陣痛の合間に荷造りと上の子のお泊りや保育園の支度をし、車で病院へ向かう。
21:30頃
入院手続きをして着替えやら何やらを済ませると、既に子宮口8cm!
急に陣痛の勢いも強くなる。
22:00頃
徐々に陣痛が強まる。ビーズクッションにうつぶせにもたれかかり、陣痛の度に助産師さんと夫に腰やお腹をさすってもらう。
22:30頃
子宮口全開に。日付が変わる前に生まれますね~と言われる。
ものすごく痛いけど「あと1時間頑張ればいいんだ!」
23:53
四つん這いのまま、いきみ続けると、真っ赤できれいな赤ちゃん誕生!!
分娩室入室後30分でスピード出産!初挑戦のゲームのような初産体験~ライター高橋奈奈子
安産の決め手はリラックスすること!
1人目の出産は陣痛開始から12時間以上かかり、
なかなか破水せず、「辛かった・長かった」という記憶がありました。
けれど、2人目の出産は、本当に「あっという間だった」という印象です。
まとめ
とはいえ、お産がスムーズに進むには、いかにリラックスするか・・・がポイントだと思うので、
分娩のイメージトレーニングをしたり、
お気に入りの香りや曲を持参する、好きなお菓子を食べるなど、
状況が許せばやった方が良いのではないかと思います。
あとは医師や助産師さんへの信頼度もポイントだと感じました。
顔見知りの助産師さんだと安心できると思います。
健診の時は、積極的に助産師さんとコミュニケーションを取っておくといいかもしれません。
読んでいただいているみなさんのお産が、素敵なものとなりますように。
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