妊娠して初めて春を迎える妊婦さんで、花粉症にこれまで悩んできた方は、
と不安になりますね。
残念ながら、妊娠中は、花粉症の症状が強まる方が多いようです。
妊娠中に悪化しやすい花粉症とどう付き合えばいいの?
原因はホルモンバランスの変化や、身体の生理的な変化によって、粘膜も敏感になってしまうためです。
花粉症持ちのプレママさんは、例年よりも入念に花粉症を迎え撃ちたいですね。
そのために
- 薬を使いたくないママのためのセルフケア
- 妊娠中のママに絶対にやってほしくないこと
- 花粉症の妊婦さんの外出でおすすめなタイミング
をご紹介します。
薬を使いたくない妊婦さんにおすすめしたいセルフケア
妊娠中だからこそ加えて欲しい花粉症対策は、「温熱療法」です。
喉や鼻の粘膜をスチームで潤すことで、花粉が付着するのを防いでくれます。
花粉症に効果的なスチームの温度は41~43℃です。
医療用でないと効果的な温度が出せないわけではありません。
オムロン・スチームサワ、パナソニック・スチーム吸入器など、この温度のスチームを出してくれる家庭用の機械も販売されています。
1万円以下で購入できるものが多く、授乳中の風邪予防にも継続して使えますので、なるべく薬を使わずに花粉症対策をしたい方は購入してみても良いですね。
花粉症の基本的な対策としては、
- こまめに家の掃除をする
- マスクと眼鏡を欠かさない
- 洗濯ものは部屋干しをする
- 花粉をよく落としてから部屋に入る
- 不要不急の外出を控える
- 睡眠をしっかりとり、バランスの良い食事を摂る
・・・などが一般的です。
これはやめて!自己判断で市販薬を購入…
最近では、ドラッグストアでも花粉症の市販薬が簡単に手に入ります。
妊娠中でなければ、上手に活用すれば便利なアイテムですが、プレママさんは注意が必要です。
市販薬を気軽に使い始め、自己判断で飲んだり飲まなかったり・・・を繰り返すと、
かえって鼻やのどの炎症が強まることがあるからです。
花粉症を持つプレママさんは、使える薬の種類も限られます。
けれど、
もちろん、お薬に頼らずにいられれば一番安心です。
しかし、辛い鼻水や眼の痒みで眠れない場合や、身体が辛い場合は、体にも悪影響です。
我慢しすぎず、まずは耳鼻科に相談してみましょう。
点鼻薬や点眼薬ならば、体へ吸収されるお薬はごくわずかで、妊娠中でも問題なく使えるものが多いようです。
お薬を使うならば、医師に相談しながら、安心・安全に使えるものを選んでくださいね!
雨の日は買いだめ!
最後に、豆知識を。
花粉が一番舞うのは、雨の日の後の晴れた日・・・というのをご存知でしょうか?
雨が降っていたら、「あ、明日は花粉が舞うかも!」と思い、
その日のうちに翌日分の買い物を済ませてしまうか、翌日はネットスーパーなどを活用しましょう!
花粉を吸いこむ量が減ります。
まとめ
妊娠中や授乳中は、お薬に制限があるので、体調の管理が難しい時期です。
鼻水や眼の痒みなど、症状が強くなってからでは抑えるのが大変!
2月、3月から花粉防止アイテムを揃え、早めに使い始めると安心ですね。