子宮頸管無力症の手術で入院!上の子の預け先と退院後の生活
子宮頸管無力症の手術を勧められたママさん、とても不安ですよね。
手術への不安はもちろんですが、2人目以降の妊娠の場合、急に上の子の預け先の確保が必要になるのですから余計に悩んでしまうと思います。
そこで執筆者の体験をもとに、上の子の預け先や退院後の生活を紹介したいと思います。
1.上の子の預け先
パパが仕事を休める場合や両親に預けられる場合は安心です。
しかし、そうでない方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、上の子の預け先の確保が必要です。
緊急一時保育
役所の育児支援課などに相談してみてください。
近隣保育園の緊急一時保育を利用できることがあります。
地域によって異なりますが、一時保育の費用としては、1日(9~17時)1500~2000円程度の地域が多いようです。
※1・緊急一時保育を利用するためには、役所に提出する診断書代が別途かかることがあります。
※2・面接・説明等のために、事前に利用する園に赴く必要があるところも多いと思います。
ファミリーサポート・トワイライトステイやショートステイ
パパの帰りが遅く、保育園のお迎えができないこともあるかもしれませんね。
そんなときは、ファミリーサポートがおすすめです。
その他、夕食・入浴を含め夜間(~22時頃)まで預けたいときはトワイライトステイ。
ショートステイは、児童福祉施設などで宿泊を含めた預かりもしてもらえます。
執筆者の体験
役所から近隣の私立の認可保育園を紹介してもらい、1日1,500円で預かっていただきました。
費用としては、他に保育園を通じて役所に提出する診断書代が別途¥3000かかりました。
夕方以降は、主人の実家に主人と子どものお世話をお願いしました。
一時保育も実家のお泊りも出産時にまたお願いする予定でした。
保育園の送り迎えを含めて、お互いに練習になった・・かな?
2.退院後の生活
手術したとはいえ、基本は自宅安静です。
手術は、子宮口が開かないようにする手術で、頸管が短くならないようにする訳ではありません、
経過によりますが、抜糸するまで張り止めを飲み続けることも多いようです。
抜糸は通常の妊婦健診時に、特に麻酔などは使用せず、内診台で行います。
多少の出血がある人もいるようです。
念のためナプキンを用意しておいてもいいかもしれません。
抜糸後は、すぐに陣痛がくることが多いようですね。
けれど、人によっては「しばり癖」がつくという人も。
すぐに陣痛が始まるわけではなく、そのまま妊娠を継続し出産が予定日前後になることもあります。
執筆者の体験
そして36週で抜糸するまで、1日の処方量ギリギリまで張り止めを飲み続けました。
また妊娠中期までは健診時の内診の回数が少ない病院もあるようですが、私は健診の度に内診がありました。
抜糸は通常の妊婦健診時に内診台で行いました。
少しチクッとした痛みはありましたが、あっという間で、出血もありませんでした。
抜糸後は、すぐに陣痛がくると思っていましたが「しばり癖」が着いていたようです。
私の場合は、お腹が張るたびにドキドキしながらも、予定日通りの出産になりました。
まとめ
子宮頸管無力症で手術と入院と言われたら、とても不安ですよね。
上の子がまだ小さい場合、数日でも離れなければいけないと思うと、
申し訳ないという思いになるかもしれません。
それでも中期や後期に切迫早産で何週間何カ月も緊急入院になった場合を考えたら、
数日の入院で済めば自分にも家族にもありがたいと思います。
実際に、自宅安静と言われても上の子がいると散歩や公園、買い物などは
行かない訳にはいかないことありますよね。
上の子に急に抱きつかれてお腹に力が入ってしまうなど、お腹が張るきっかけも増えてきます。
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執筆:大内みなみ