妊娠後期にできた赤いすじ!妊娠線は産後も消えないの?予防対策おすすめ3選

執筆者:篠原佳苗

妊娠線対策を進めていますか?

妊娠中にできる赤い筋は妊娠線で、気が付くと少しずつ増えますよね。

妊娠線は、いわゆる肉割れと同じだとご存知でしたか?

妊娠線は皮膚が急激に伸びたことや、自身の許容範囲を超えて伸びたことが原因です。
しかし肌色の肉割れと違い、妊娠線は赤色で目立ってしまいます。
消えなかったらどうしようと、悲しくなってしまう方もいるのではないでしょうか?

1.かゆみは妊娠線のサイン!

妊娠線
妊娠線はできる方とできない方との個人差があります。
しかしながら一度できてしまうと消えることはありません。
まだ妊娠中の方でしたら、保湿クリームを塗るなどして予防ケアをしてみてくださいね。
今以上に妊娠線を増やさないよう予防すると良いかもしれません。

妊娠線ができるとかゆみを伴うことが多いので、保湿することでかゆみを抑える効果もあります。

また、妊娠中は皮膚が張って薄くなり、妊娠線が、赤く見えます。
しかし、産後しばらくすると肌色にもどりますよ。
遠目に見てもわかるくらい目立つということはほとんどありません。
ビキニを着る、温泉に行くなどでお腹を露出した時に、ご本人が気になるかどうかというくらいでしょう。

2.予防には、とにかく保湿を!

保健師 (25)
妊娠線はできる・できないに個人差がありますし、できた場合の程度も様々です。
妊娠中に予防をしなくても妊娠線が少しもできなかったという方もいます。
かと思うと、妊娠初期からとても気をつけて予防対策をしたのに、大きくなるお腹とともに自然と妊娠線ができてしまった方もいます。
完全に予防する方法はありませんが、乾燥させないことがいちばん効果的です。
皮膚が乾燥するとかゆみが伴いますよね。

避けること

かくのは厳禁です。
かくことで刺激にもなりますし、皮膚の伸びが悪くなって肉割れができる原因となります。
保湿することで肌をやわらかく保ってあげると伸びもよくなりますね。
肌に柔軟性があれば、お腹が大きくなるにつれて、少しずつ皮膚が伸び、対応していきます。
気をつけなければならないのは、お尻や胸などにも妊娠線はできてしまうということです。

3.急激な体重増加は妊娠線予防にも安産にも大切です!

妊婦陣痛
妊娠線は急激にお腹が大きくなることと皮膚の伸びがつりあわないことで起きる亀裂です。
そのため、まずは妊娠中に急激に太らないようにすることが第一歩ですね。
妊娠中に太っても良い上限は、痩せ型の方でも12キロまでと言われています。

妊娠初期からの体重管理が、太り過ぎや妊娠線予防にも効果的です。

だからと言って、妊娠が分かってから出産までのおよそ10ヶ月間、毎月1.2キロのペースで太ってもいいと思ってはいけません。
大丈夫という計算は間違いです。
妊娠後期は赤ちゃんが急激に成長したり、赤ちゃんが下に降りてくることで胃が空いたような感覚になる方が多いです。
そのため、食欲が増し、体重も一気に増加しがちです。
その分、妊娠線も後期になるとより一層できやすくなります。
安定期に入って食欲が戻っても体重をなるべく増やさないよう気を付けてくださいね。

先輩ママの体験

1人目の妊娠中に妊娠線ケア用に購入したクリームの匂いがキツく、ほとんど使わないでいました。
そのせいで、しっかりと妊娠線ができてしまいました。
妊娠線については諦め&開き直ることにしたので、2人目と3人目の妊娠中は気休め程度の保湿ケアしかしませんでした。
一度皮膚がのびたからか、そんなに増えなかったように思います。
(そのこまま36歳・7歳娘・2歳息子・0歳娘・埼玉県在住)

まとめ

妊娠初期から、体重管理と保湿ケアをすると、妊娠線予防に効果があります。
一度できてしまった妊娠線は、産後も消えることがないと思っていると、妊娠中の妊娠線予防も頑張ることができるのではないでしょうか?
できてしまっても、余り落ち込まないでくださいね。

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執筆:篠原佳苗