受診の目安その4:熱がでた曜日が休診日前である
助産師
もし熱を出した翌日が休診日で、気になる症状があれば、一度受診をしておいた方が良いでしょう。
早めに受診をしておけば、安心材料が増えると思います。
保健師の子供が発熱したとき、自宅でさせていること
・ポカリスエットなどで水分補給する
自分の状態を口で伝えられる年齢:鼻水が黄色くならないなら自宅で安静に
自分の状態を伝えられない年齢:熱がでたらすぐ受診
我が家の長男(5歳)は、とにかく良く熱を出します。解熱剤が手元にあり、水分が摂れて夜も眠れている時は、他の病気に感染する確率が高くなるので、基本的に受診をしません。
受診をする場合は、順番が来るまで病院の駐車場に停めた車の中で待機しています。自宅でDVDを見せたりして、なるべく横になって過ごし、睡眠をたっぷり取らせます。
ただし、鼻水が黄色くなってきたり、痰が絡んだ咳がでる時は、抗生剤や痰を出しやすくするお薬が必要なことが多いので、受診をするようにしています。
次男(1歳)は長男と比べ熱を出す機会が少ないのですが、まだ年齢が小さく、痛いところや具合の悪いところを口で伝えることができません。
そのため、熱以外の気になる症状があればすぐに受診をするようにしています。
生後1~12カ月の鼻水!保健師が教える受診タイミングとチェックすること
3日以上熱が続いたらどうしたらいいの?
3日以上熱が続いたら、機嫌が良くても受診が必要です!
助産師
機嫌・食欲・睡眠が十分にとれていたら?
機嫌がよく・食欲・睡眠が十分にとれていたら自宅安静が最善の策!
助産師
風邪のほとんどは、ウイルスの感染によるものです。
小児科勤務時代の経験として
ウイルス性の風邪には、特効薬がなく、水分をしっかり摂って安静にする以外に治療法はありません。しいて言えば、眠れない時や水分が摂れない程辛いときに、解熱剤を使うくらいです。
病院を受診するということは、もちろん体力も消耗しますし、病院で別の感染症をもらってしまう可能性も十分あります。
特に、マスクができない小さな赤ちゃんであればなおさらです。
手元に解熱剤があり、熱以外の症状がないようならば、自宅でしっかり治すことが最善の治療法になります。
まとめ
赤ちゃんの発熱は、ママもとても不安なものです。
特に症状を伝えることができない小さな赤ちゃんの場合は、急に症状が悪くなることもあり、注意が必要です。
赤ちゃんが大きくなってくると、「この子はそろそろ受診した方がいいかな。」というママなりの目安ができてくるものです。
子どもも、しっかりおしゃべりをするようになると、「喉が痛い」「頭が痛い」「気持ちが悪い」など、しっかり異常を伝えてくれるようになります。
それまでは、ママの勘を信じて、早めに小児科にかかるようにした方が安心です!
その期間の発熱は、重症化しやすいという特徴があります。