妊娠22週(22w)は胎動が活発に!気を付けたい切迫流産の兆候と早産の違い

助産師

妊娠22週で高血圧の症状がみられると妊娠高血圧症候群と診断されます。
妊娠高血圧症候群の詳しい診断基準2つ

  • 妊娠12週~分娩後12週までに高血圧がみられる(最高血圧140mmHg以上、最低血圧90mmHg以上)
  • 高血圧とともに、たんぱく尿がある

症状が悪化すると胎盤の機能が落ちて赤ちゃんの発育が遅れ、早産や未熟児などの原因になるといわれています。
妊婦健診を欠かさずに受けて検査数値をチェックし、日ごろから体重管理や食生活に気をつけて予防するようにしましょう。

妊娠22週の妊娠高血圧症候群の体験談

さくら

つわりが治まって気をつけてはいたものの、急に体重が増加したり浮腫が出て来たり、血圧が高い状態になっていたので塩分を控えることを指示されました。
塩分を摂りすぎると体重も増えやすいと知りました。

妊娠22週の足のつり

助産師

妊娠22週でお腹が一気に大きくなることで、足の筋肉に負荷がかかり極端に収縮してしまう現象「足つり」が起こるママも少なくありません。
足つりが起こった時の4つの対処法

  • けいれんが収まるまで待つ
  • 収縮した足の筋肉を伸ばす
  • 足首を回す
  • ふくらはぎをマッサージする

日ごろからミネラルやビタミンを積極的に摂取するよう心がけ、マッサージや運動を取り入れることによって予防できます。

妊娠22週の足のつりの体験談

さや 31歳 2歳と4歳の男の子がいます

頭やおなか周りの大きさ、大腿骨の長さから推定身長や体重を教えてもらい、平均的なサイズに育っていることを知らせてもらいました。
足がよくつっていたのでそのことをつたえると、この時期はつる人が多いことを教えてもらい、体を冷やさないことやしっかり栄養を取るようにいわれました。

妊娠22週のむくみ

助産師

妊娠12週目頃から水分が多い血しょうを含む血液が体内に増えることでむくみやすくなるといわれています。
むくみが起こる3つの原因

  • 体の冷え
  • 疲労、睡眠不足
  • 塩分過多

日ごろから適度な運動を取り入れ、減塩を意識し、十分な睡眠時間を取るよう心がけましょう。

妊娠22週のむくみの体験談

やまもも34歳 娘は11か月です。新生児期に一度便秘がありました。

特に問題なく成長していました。少し足のむくみが出てきたので、足を高くする、利尿作用のあるものを摂る、身体をしめつけない、などのアドバイスをもらいました。薬を出すほどではなかったので、自分でコントロールしていました。

妊娠22週の仕事

助産師

お仕事をしているママはお腹が一気に大きくなるこの時期、体のトラブルを防ぎ快適に働くためにも一層注意したいですね。
仕事をする時の4つの注意点

  • 座りっぱなしの人はときどき体を動かす
  • 立ち仕事や重労働を避ける
  • お腹が張ったらこまめに休憩をとる
  • 体を冷やさない

体調に気を付けながら、引継ぎの準備などを進めていきましょう。

妊娠22週の仕事の体験談

みーちゃんママ

立ち仕事で腰痛が酷くなり、立ったりしゃがんだりの動作ができなくなってきましたが、上司からお願いされ無理して働いていました。医者から診断書を書くから仕事をセーブするようにと指導されホッとしました。

妊娠22週の過ごし方

助産師

「早産と流産の分かれ目」という大事な時期ですが、あまり深刻になりすぎず、ゆったりした気持ちで過ごしましょう。
妊娠22週にやっておきたい2つのこと

  • 妊娠線のケア
  • 美容院へいく

これからますますお腹が大きくなり、行動も制限されます。
女性としての身だしなみを今のうちに整えておきましょう。