“二人目はお産が軽い”とよく聞きます。
平均分娩時間が初産婦と経産婦では違いますし、一度経験しているので心に余裕をもてることも関係していると思います。
切迫早産を経て2子目の出産。2人目は軽い?
私の二度の分娩を比較すると
分娩時間
第一子 5時間10分
第二子 4時間25分
会陰切開
第一子 会陰切開なし。少し裂け2カ所の縫合あり
第二子 会陰切開なし。縫合も必要なし
出血量
第一子 116ml
第二子 50ml
※ちなみに第一子2582g、第二子3175gでの出産でした。
1人目と2人目の間隔をあけないことがカギ!?階段昇降も効果あり!
陣痛中、思いのほか進みが遅い場面がありすっかり疲弊しましたが、出産タイムを確認すると4時間25分。
産道出口の切開も縫合もなし。お陰様で二人目もそこそこの安産でした。
今回の安産の秘訣は、第二子ということで産道ができていたことだと思います。
『出産の間隔を4年以上あけると、初産のように産道が戻ってしまう』と経産婦さんから聞いていたので、産めるのならばなるべく続けて産みたいと思っていました。
もちろんお産は人それぞれ。間隔があき過ぎたら”絶対にお産が重くなる”わけではありません。
『上の子と少しあいたけど、下の子の方が分娩時間が短かった』
『前に一度経験しているから、二人目の方が楽だった』という方もたくさんいらっしゃいます。
ただ、産道がきちんとできていると赤ちゃんへの圧迫も減るので、お産の進みが早くなるのも事実だと思います。
『なるべく楽な出産を…!』と希望される方は、“出産の間隔をあけすぎない”ことも一つ、意識されてみてはいかがでしょうか。
【陣痛は毎回同じではない】後悔が残った陣痛の過ごし方
前回の出産で主人に腰を摩ってもらうと楽になったので、今回は母と姉にお願いし腰を摩ってもらいました。
しかし主人の時のように陣痛が軽くなることはなく、そのうち骨が痛くなり途中でやめてもらいました。
同じところを同じ力で摩ってもらうだけでしたので、今思うと打ち身のようになっていたのだと思います。
『痛みを和らげる術はない…』完全にそこで諦めてしまいました。
痛みを耐える時には体に力が入り、呼吸もぐちゃぐちゃ…。本当につらい陣痛でした。
前回通用した方法が今回も通用するとは限らない…。
これは後から気付いたことですが、陣痛には腰が痛くなる場合、お腹が痛くなる場合など、色々あるようです。
陣痛が弱いうちにどこが痛いのかを冷静に判断し、どうすれば楽になるのか探ればよかったと後悔しています。
出産日を早めるために行ってよかったこと
そして私の場合、100段以上ある階段を昇り降りしたこともよかったのだと思います。
よく雑巾がけや、スクワット、階段昇降をすると赤ちゃんが下がると聞きます。
もともと体重管理の一環で散歩をしていましたが、予定日が近付いてきたので、赤ちゃんが下がるように階段昇降を加えることに。
たまたま近所に100段以上階段のある八幡様がありましたので、ご利益も与りたく、お参りも兼ね昇ることにしたのです。
2回昇り降りしたところでお産になりましたので、私にはバッチリ! 効果があったと感じています。
まとめ
以上の結果からも、”二人目はお産が軽い”というのは、概ね間違いじゃないと感じました。
ただ、心身ともに疲れ切ったのは第二子出産の方でした。
私は二人目の出産ということで、お産を舐めてしまっていたところがあったのかもしれません。
まさか子宮口4cmが2時間も続くなんて…。
この体験を『魔の4cm』と呼び、私のように『余裕で挑んだはずのお産で酷い目にあった…』という人が少しでも減るように…。
第二子出産を控えた友人たちに教訓として
「二人目だからと舐めて挑んではダメ!」
「魔の4cmがあるかもしれないから気を付けて!」
「お産、決して油断するべからず!!」と話しています。
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