妊娠期におすすめの葉酸

妊娠12週までの流産は防げないの?神経管閉鎖障害の発症リスクをおさえる方法はあるの?

更新日:

執筆者:pro鈴木さん鈴木真理子

妊娠初期のママは安定期まで赤ちゃんが元気に成長してくれるか心配ですよね。

実際流産はどの位の確率で起きるのでしょうか?
現在妊婦さんの約10人に1人が、残念ながら流産を経験しています。

妊娠初期の流産リスクを軽減する方法はあるの?

初期の流産は、大半が赤ちゃん側に原因があって起きるものです。

しかし、
ある種の流産は特定の栄養素を取ることで、リスクを軽減できることも分かっています。

流産の原因・起こりやすい時期と、リスクを軽減する方法について詳しく見ていきましょう。

1.流産の原因は時期によって違う

ayatama妊娠5-7か月 (3)
初期流産の大半は、染色体異常など赤ちゃん側に原因があります。
赤ちゃんがそれ以上育つことができないために起きるのです。
初期には先天性の疾患「神経管閉鎖障害」による流産も起こります。

後期流産(12週以降)の多くは、妊婦さん側の原因によって起きます。
では流産が起こりやすい時期はいつなのでしょうか?

2.流産が起こりやすいのは妊娠初期だと

「流産」とは妊娠22週未満に妊娠が中断してしまうことをいいます。
流産のほとんどは12週未満の妊娠初期に起きています。

症状は下腹部の張りと痛み、出血などが一般的です。
ごく初期には本人が気づかないうちに、いつもの生理のように排出される場合もあります。
妊娠初期の流産はママの努力で防げるのでしょうか?

3.妊娠初期の流産、防げなかったのはママのせい?

KNSLエコー (1)
妊娠初期の染色体異常による流産を予防することはできないし、治療もできません。
「自然流産」とも言われる自然の摂理ですので、ママの責任ではありませんよ。

それに対して、初期流産の原因「神経管閉鎖障害」は葉酸を摂取すれば発症リスクを減らせると厚生労働省も発表しています。
葉酸3
参考:厚生労働省

厚生労働省は妊娠期に効率よく葉酸を摂るために保険健康食品(サプリメント)を飲むよう勧めています。
葉酸
ただし、効果的に葉酸を摂取するには注意点もありますよ。

4.葉酸で「神経管閉鎖障害」の発症リスクを軽減しよう

KNSL室内 (17)

「葉酸」とは?

葉酸は、緑黄色野菜、果物などの食材に多く含まれているビタミンBの一種です。
造血や細胞の生産を助けるので、赤ちゃんの細胞が作られる妊娠・授乳期に欠かせない栄養素です。

葉酸と「神経管閉鎖障害」の関係

16171_妊娠12週までの流産は防げないの神経管閉鎖障害の?発症リスクをおさえる方法はあるの?1

葉酸が不足すると発症リスクが高くなるのが、「神経管閉鎖障害」です。
「神経管」は、脳や脊髄のもととなる細胞の集まりです。
葉酸不足などから「神経管」の下の方が詰まると「二分脊椎」になり脊椎に障害が出ます。
上の方に閉鎖障害が起きると、脳の発育ができない「無脳症」などになってしまいます。

無脳症になると、赤ちゃんは生きていくことが難しく流産が引き起こされるのです。
葉酸を適切に摂取することで「神経管閉鎖障害」による流産リスクを低減することが可能です。

妊娠前からの葉酸摂取を

16171_妊娠12週までの流産は防げないの神経管閉鎖障害の?発症リスクをおさえる方法はあるの?2

先天異常の多くは超初期に発生するので、妊娠に気づいてからの対処では遅くなります。
少なくとも妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの間、葉酸を適量摂取する必要があります。
妊娠を希望するママは日頃からバランスのとれた食事で葉酸の摂取を心がけてください。

1日に0.4mgの葉酸摂取で、神経管閉鎖障害の発症リスクを低減することが期待できます。
毎日の食事でバランス良く野菜を取ることを心がけ、デザートやおやつに果物を取りましょう。
厚生労働省は、国民に1日当たり350gの野菜を取るように呼びかけています。
それだけの野菜を取っていれば、葉酸を始めその他のビタミンも十分摂取できます。
食事からいろいろな栄養を取ることが、赤ちゃんとママの健康には欠かせませんよ。

葉酸
食事に加え、栄養補助食品などから1日0.4mgを取ることも有効な方法です。
つわりで食事が思うように取れないときでも葉酸を取ることができます。
栄養補助食品は簡単に栄養を取れるため、取りすぎには注意してくださいね。
1日当たりの葉酸摂取量は1mgを超えないようにしてください。

先天異常を防ぐためには、妊娠中の禁酒禁煙も欠かせませんよ。

5.先輩ママの初期流産体験談

ayatama0歳-1歳 (36)
先輩ママにアンケートを採り、初期の流産体験を教えていただきました。
ほとんどの初期流産は予防ができないもの。
それでも、後悔しないために、先輩ママの体験談をぜひ参考にされてはいかがでしょうか?

原因は自分になかった

先輩ママの体験談:医者から赤ちゃんに育つ力がなかったと言われた

ayatama妊娠5-7か月 (10)特に思い当たる節もないですし、先生にも初期の流産は母体が原因ではなく、赤ちゃんに育つ力がなかったと言われました。
当時は自分に原因があるかもしれないと、いろいろ考えましたが、特に思い当たる節はなかったです。
身体的につらかった時期で無理はしていないので、こうしておけば良かったということはありません。
(二児ママ38歳・2歳娘・0歳娘・兵庫県在住)

先輩ママの体験談:こうしておけばよかったと思うことはない

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akko_生後3か月まで (4)おなかの中にいた子ども自身の生命力が、他の子どもよりもほんの少しだけ弱かったのだと考えています。
妊娠がわかってからはできる限り無理な生活はしていなかったし、妊娠前も胎児に悪影響があると言われていること(飲酒や喫煙)はしていなかったので、私自身がこうしておけば良かったと思うことはありません。
(まおまお37歳・6歳と1歳の息子・北海道在住)

先輩ママの体験談:自分なりに気をつけていた

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akko_生後3~6か月 (6)もともと産まれて生きていけるだけの元気がない子だったのかなと思います。
初期の流産は誰のせいでもなく、仕方のないことだと思います。
分かっていてもなかなか割り切れなかったですが・・・。
原因は特に思いつきません。
たばこも吸いませんし毎日飲酒ということもないので、自分なりに気をつけて生活していたつもりです。
(ゆーりっか35歳・6歳息・1歳娘・山形県在住)

先輩ママの体験談:自分に原因はないと思う

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201606_nb02特に母親の方に原因はないと思っています。赤ちゃんがその後大きく成長できる要素を持っていなかったためだと思います。
母親がどうにかすることによって防げた流産ではないと思っているので、もっとこうしておけばよかったと思うようなことはありません。
そういう、産まれる資質を持っていなかった赤ちゃんだったのだと思っています。
(ヒューまま40歳・5歳息子・海外在住)

先輩ママの体験談:流産は避けられないからふだん通りにしていて

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KLSM夏 (30)結婚式の準備やら仕事が忙しかったのも少しはあるのかな?と、そのときは考えていましたが、今は赤ちゃんがもっと元気に生まれてくるように一旦天国に戻ったのだと考えてます。
特にはありません。
何をしても流産するときには、してしまうと思っています。
そのときにはすごくショックで落ち込みましたが、ふだん通りの生活でいいと思います。
(あ~ま~び~48歳・13歳娘・9歳息子・ホノルル在住)

仕事で無理をしてしまった

先輩ママの体験談:介護の仕事で結果的に無理をしてしまった

KNSL家族 (13)妊娠3か月のときに流産しました。
ずっと介護の仕事をしており、無理しない程度に仕事をしていました。
ある日、少量の出血が続き病院へ受診しましたが無理しないようにと言われました。
仕事はそのまま続けて自分では無理していないつもりでも実際は多少なりとも無理していたのでしょう。
ある夜、下腹部に痛みが走り流産という結果になってしまいました。
妊娠が発覚したあとも、職場まで自転車通勤をしていました。
時間的に10分位だったのですが、不安定な時期なので乗るべきではなかったと思います。
また仕事面でも無理しない程度にやっていたとしても力仕事には変わりないので、自分の体、おなかの中の子どものことを考え行動すべきだったと思います。
(こうママ38歳・0歳息子・静岡県在住)

病院のかかりかたを反省

先輩ママの体験談:自己判断ですぐに病院へ行かなかった

KNSLグッズ(12)冷えだったと思います。
11月後半に妊娠発覚し12月末で稽留流産と判定されてしまったのですが、レッグウォーマーや腹巻き、ホットカイロなども利用せず、冷やし放題でした。
二人目だったので油断して出血があってもすぐに病院へ行かず、大丈夫と自分で判断してしまったのですぐに病院へ行くべきでした。
(かぁかマイコ31歳・3歳息子・長野県在住)

先輩ママの体験談:出血があったとき走って病院へ行ってしまった

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ayatama0歳-1歳 (2)デザインの仕事をしていて、不規則でした。
子どもがいるので、特別にパート扱いで働かせてもらっていましたが、育児との両立でストレスがあったかもしれません。
初期に出血があったときに、なるべく安静にしないといけませんでしたが、いち早く先生にみていただきたくて、走って病院に行ったことを後悔しています。
(yyyuka37歳・9歳と6歳の娘・東京都在住)

気持ちが焦っていた

先輩ママの体験談:周りの出産ラッシュに焦っていた

ayatama妊娠5-7か月 (1)夫との関係が、決して円満ではなかったころに妊娠したこと。
妊娠するために行為を行っていたように思う。
赤ちゃんが、そんな家庭にくるのを拒んだのかなと思っています。
周囲が出産ラッシュだったこともあり、気持ちがなぜか焦っていた。
もっと自然に赤ちゃんを待って悠々と過ごしていれば良かった。
(りよー38才・8才娘・4才と1才息子・東京都在住)

やはり原因があったのではと考えた

先輩ママの体験談:高齢による卵子の劣化や帰省ではと思った

KNSL_おでかけ(69)お医者様からは母体側に原因があったわけではない、よくある流産との説明を受けましたが、私は自身の年齢が37歳だったので高齢による卵子の劣化が原因ということもあるかもと思いました。
7週の頃お盆の時期に私の実家に子どもと帰省したのですが、当時1歳11か月の娘を連れ飛行機に乗り、その他にも乗り物を乗り継いでいかなければならなかったのでとても大変でした。
その後、8週中頃で稽留流産してしまいました。
もしかして帰省が良くなかったのかもと思うこともあります。
(ねものん38歳・2歳10か月娘・東京都在住)

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まとめ

妊娠初期の流産には、リスクを軽減できるものもあることを見てきました。
妊娠可能な年齢の女性は、まず自分のために野菜たっぷりな食事を心がけたいものです。
そして、妊娠を計画し始めたら、食事とともに栄養補助食品でも葉酸を取ることをおすすめします。
そうすれば、妊娠に気づいてから葉酸不足を後悔することはありませんね。

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