妊娠中期

【妊娠7か月をイラストで解説!】腰痛や頭痛が頻発しやすい妊娠7か月!子宮の成長とマイナートラブル

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保健師
妊娠7か月になると、それまでは4週に1回だった妊婦健診が2週間に1回になります。妊娠7か月はまだ妊娠後期に入っていませんが、おなかは随分大きくなり、上を向いて眠れないほどの大きさになります。

妊娠7か月のお腹の特徴とお腹の赤ちゃんの成長を見てみましょう

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保健師
大きくなった子宮に内臓が圧迫されて、いろいろなマイナートラブルが起こり始めるのが妊娠7か月です。医師に安静を指摘されていないなら、妊娠自体は病気ではないので、軽い運動がおすすめです。

横になって休む時間と運動時間とのメリハリを付けて過ごすことが妊娠後期に快適に過ごせるかどうかのカギとなります。

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1.妊娠7か月のママの体はどう変化するの?

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保健師
妊娠7か月になると、子宮底はおへその上、指2~3本分くらいに上がってきます。このころの子宮の大きさは6か月と比べ、更に一回り大きくなります。

変わるのはお腹の大きさだけではありません。赤ちゃんの血液をまかなうため、ママの体内を循環する血液量が増えます。送り出す血液量が増えることで、妊娠前に比べ心臓に負担がかかります。

心臓から送り出される血液量が増えると血圧が上がりそうだと感じる方もいるでしょう。でも安心してください。

保健師
妊娠後期になると全員が高血圧になるわけではありません。これは、妊娠を維持するホルモン(プロゲステロン)のおかげ。血管の壁(平滑筋)が緩み血管が拡張するようになるので、血圧は変わらないか、あるいはむしろ少し下がります。

では、どんなマイナートラブルを起こしやすいか見ていきましょう。

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妊娠7か月のマイナートラブルの原因1.ホルモンの影響で骨盤関節などが緩む

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保健師
妊娠に向けて、骨盤の関節や背骨の関節、靱帯などが緩みます。

骨盤が不安定になって腰などに負担がかかり痛みが出やすくなります。腰回りの筋肉がかたくなっていると、更に痛みが増します。

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お腹が大きくなってくることで引き起こされる腰痛

お腹が大きくなることで、重心がずれ腰痛になりやすいので、腰に負担をかけない姿勢を取ることを心がけましょう。腰回りの筋肉を動かすストレッチなどもするといいですよ。

妊娠7か月のマイナートラブルの原因2.お産に対する不安・ストレス

出産の時期が近づいてくると、出産の不安がストレスとなって頭痛を起こしやすくなります。母親学級などに参加してお産に対する不安を解消し、同じ立場の妊婦さんと交流すると気持ちが楽になりますよ。

頭痛

またこのころの頭痛についてはストレスだけが問題ではありません。

重たくなるお腹・乳房を支えるために、背中や肩・首の筋肉が張ってしまう、緊張性頭痛と呼ばれるタイプ

の頭痛が妊娠中期にはなりやすいようです。頭痛になったときは横になって休み、ゆったりとした気持ちで過ごせるようにパパにも協力してもらってくださいね。

保健師
痛みが続いて気になるママは市販薬は使わず、かかりつけの産科医に相談してくださいね。
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妊娠7か月のマイナートラブルの原因3.乳房が大きくなる・姿勢の変化

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乳房が大きくなり、それを支える肩や背中の筋肉が緊張すると肩こりになります。

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肩こり

おなかや乳房が大きくなると肩こりが起こりやすくなります。肩甲骨まわりの筋肉を伸び縮みさせるエクササイズや、ツボ押し、湿布薬などで対処しましょう。

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炎症を抑え、痛みを軽くする成分は「消炎鎮痛成分」と呼ばれます。種類によっては、妊娠中や15歳未満の子供への使用を禁止されているものがあります。具体的に「フェルビナク」や「ボルタレン」という痛み止めの成分は、胎児の心臓に影響を及ぼすことがわかっています。

「フェルビナク配合」と書かれた湿布を見かけることは多いと思いますが、妊娠中は使ってはいけない!と覚えておきましょう。
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妊娠7か月のマイナートラブルの原因4.胎児への供給などで血液量が増える

胎盤ができたことで赤ちゃんの血液のもとを送るようになり、ママの血液量が増えます。そのため、心臓の働きが増して動悸(どうき)がします。

動悸(どうき)・息切れ

階段を上がったときなどに、心臓のドキドキを強く感じることや、息が切れることがあります。そんなときは、ゆっくりと深呼吸をしましょう。

保健師
「ハッハッフー」の呼吸法をしながら階段を上がるのもいいでしょう。自然に深呼吸ができ、出産の練習にもなりますよ。疲れたら横になって休みましょう。
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妊娠7か月のマイナートラブルの原因5.おなかが大きくなる

大きくなった子宮の圧迫によって横隔膜が押し上げられ、肺の体積が減るために息切れを感じます。
腹式呼吸ができなくなり胸式呼吸になるので、呼吸をしにくいと感じることもあります。

また、おなかが大きくなることで、おなかの肌の真皮が裂けると妊娠線が出ます。

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おなかがどんどん大きくなる妊娠7か月以降は妊娠線ができやすくなります。特に乾燥しやすい時期は気を付けてください。おなかの皮膚が乾燥と引っ張られることで真皮が裂けて線が入ってしまいます。

オイルやクリームを塗って、やさしくマッサージし、肌を柔らかい状態にたもちましょう。

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4.妊娠7か月の過ごし方で気をつけたいこと

保健師
妊娠7か月になるとお腹が大きくなり、あお向けに寝ると子宮の重みが大動脈にかかってしまいます。できるだけシムスの体位など楽な姿勢を取るようにした方がおすすめです。

大きくなった子宮は肺や心臓を圧迫するので、息切れや疲労感がすぐに出るなど体力面でも変化を感じるころでしょう。後期に入るとお腹の重みが鼠径部(股の間・股関節)を圧迫し、足がむくみやすくなります。塩分糖分の取りすぎや胎児への栄養バランスを考えた食事が大切なのです。

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厚労省のガイダンスをもとに妊娠7か月に摂りたい栄養素をご紹介!

厚生労働省は、妊娠7か月まで妊娠中期の食事バランスを推奨しています。

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産院から体重の増加を厳しく注意されている時期だと思います。厚生労働省の考えでは、主食を中心として適量のエネルギー摂ることをすすめています。次に多く取りたいのは、副菜の野菜・海藻・きのこ類です。

保健師
妊娠期間中は初期から後期まで葉酸やミネラルなどを摂ることがおすすめです。
(ただし、食事からの実際に体に取り込むことのできる葉酸の量は、野菜に含まれる葉酸の数値の50%以下と低いことには注意してください。厚生労働省は葉酸サプリメントなど吸収率が高い栄養食品からの摂取をすすめています。※葉酸サプリにも正しい選び方があります→正しい選び方をチェックする

次が主菜のタンパク質です。魚・肉・卵・大豆製品をバランスよく取りましょう。

保健師
果物は、1日にみかん3つ分くらいの量を取ってくださいね。牛乳・乳製品は、牛乳なら1日に200ccくらい取りましょう。鉄分、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル、葉酸なども妊娠全期間を通して不足なく取り入れることが大切です。

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5.妊娠7か月にしておきたいこと

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このころのお腹の赤ちゃんは活発に動いて体の発達を促しています。胎動が強くなっているのを実感するでしょう。

保健師
赤ちゃんの足がおなかを蹴飛ばして、ママのおなかの形が変わるときもありますよ。そんなときは、赤ちゃんにおなかの上から触れてあげましょう。赤ちゃんには、外の音も聞こえています。

名前が決まっていれば、赤ちゃんの名前を呼んで話しかけることもできますね。

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1.赤ちゃんの名前を考え始める

保健師
出生届の提出期限は、出産日を含めて14日以内です。出産・入院・退院後の育児などに追われていると、あっという間に過ぎてしまいます。

名前が決まっていれば提出することができるので、早めに考えておくとあわてずに済みます。

性別を聞きたい場合は、主治医にたずねてみましょう。男の子のママはもっと早い段階で性別を教えてもらったかもしれませんね。女の子もそろそろ超音波検査で性別が分かる時期になります。

2.妊娠出産・育児に関してもらえる助成金の下調べ

保健師
出産・育児に関して受け取ることができる助成金がいろいろあります。申請しないともらえない制度ばかりなので、今から調べておきましょう。

その一部をあげると、

  • 出産育児一時金
  • 児童手当
  • 乳幼児の医療費助成
  • 医療費控除(確定申告)

などです。

出生届のときに一緒に提出できるものは用紙を準備しておくと、産後に役所へ行く回数が減らせますよ。

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妊娠7か月に入り、妊娠中期も終わりに近づきました。赤ちゃんが順調に大きくなることで、ママにマイナートラブルが幾つか出ることはやむを得ません。無理をせずうまく付き合って行きましょう。

これから出産が近づいてきますが、ママがリラックスして過ごすことがとても大切です。母親学級に参加してリラックスする方法を学び、同じころ出産するママ友と不安を打ち明けあうなどすると、気持ちが前向きになりますよ。

保健師
来月から妊娠後期に入ります。妊娠生活もゴールが見えてきました。どうぞ無理なく健康に過ごして、おなかの中で赤ちゃんを元気に育ててあげてくださいね。

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