妊娠4週目はつわり・おりもの・下腹部痛に注意!流産を防ぐポイント

妊娠初期は流産率12% 妊娠4週の危険シグナルは?

妊娠4週から始まる妊娠初期には流産の確率が12%とおよそ10人に1人が流産を経験している時期になります。妊娠初期の流産は染色体の異常が原因の場合が多く、ママの行動や母体が原因で流産してしまうことは比較的少ないです。

初期流産の兆候としては、
・基礎体温が急にさがる
・胸の張りや、つわりなどが急になくなった
・不正出血
・下腹部痛や腰痛

などがあげられます。
出血や下腹部痛、腰痛などは妊娠初期の症状の一つでもあります。ちょっとした痛みや出血などは問題のない場合が多いですよ。ですが、酷い出血や痛みなどを異常な症状を感じたらすぐに病院で診てもらうようにしてくださいね。

また、妊娠4週から7週は絶対過敏期というママの摂取したものが赤ちゃんに影響がでやすい時期です。絶対過敏期に、薬やたばこ、アルコールなどの摂取は赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性がありますよ。妊娠に気づくのに難しい時期ですが、もしかして?と思う時はなるべく避けるようにしてしてくださいね。

助産師

順調に大きくなるためにも厚生労働省がすすめている葉酸サプリを飲んであげてくださいね。

妊娠4週目からの妊婦検診・食事・仕事の注意点は?

妊娠に気づいたら早めに病院で診てもらってくださいね。

助産師

まだ胎嚢は確認できないこともありますが、産婦人科で尿検査などをして貰えば妊娠しているかを確認することができますよ。

妊娠4週で気をつけたほうがいい食べ物や飲み物は?

助産師

飲み物のなかではカフェイン、アルコールの摂取は赤ちゃんに影響がでてくる場合がありますよ。カフェインは一日1〜2杯程度、アルコールは摂取を控えるようにしてくださいね。

食べ物では水銀を含むマグロなどの魚を食べすぎないようには注意が必要ですよ。また、ヨウ素、ヒ素、ビタミンAなどの栄養素は必要な栄養素でもありますが、とりすぎると赤ちゃんに影響がでる場合があります。ヨウ素やヒ素などを含む海藻類、また、ビタミンAを含むレバーなど食べ過ぎには気をつけてくださいね。

仕事をする上で気をつけた方がいいことは?

仕事場や上司に妊娠の報告するのも早い時期になります。しかし、妊娠の初期症状のあらわれ方は人それぞれなので、どうしても辛い時には相談することも必要ですよ。
一番はお腹にいる赤ちゃんのことを考えて無理をせず、ストレスを溜めないように過ごしてくださいね。

助産師

妊娠15週ごろに完成する胎盤の準備もはじまっています。胎盤の形成が進むにつれて、ママの摂取した栄養や酸素が血液を通して赤ちゃんに運ばれやすくなっていくのですよ。見た目にはあまり変化のない時期ですが、体の中では目まぐるしく変化しているのですね。