妊娠4週目はつわり・おりもの・下腹部痛に注意!流産を防ぐポイント

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妊娠4週は前回の生理から28日~34日たったころをさします。もうエコーも確認できるので、下の写真を見てください。


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この写真を見て、えっ?どれが赤ちゃん?と思いますよね。この黒い袋の中にいるのですが、まだ目では確認できません。

妊娠4週目は赤ちゃんの脳・神経・心臓が作られる時期!先天性異常や感染症に注意が必要

妊娠4週(発生第2週)は、着床した受精卵の中が二層に分かれ胎芽(たいが)となります。まだこのころは私たちの目には胎嚢(黒い袋)しか見えません。

まず最初に一番大切な心臓が作られ、中枢神経管、臓器と次々に赤ちゃんの大切な内臓が作られていきます。

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妊娠4週目は器官形成期なのでとくに葉酸が必要です。
脳や脊椎・神経のもととなる神経管ができますが葉酸が不足すると、生命に重大な先天性異常が起こりやすくなります。

そのため、厚生労働省では母子手帳で妊婦さんに葉酸サプリで葉酸を摂るようにすすめています。食事では上手く吸収できないからです。
赤ちゃんにどんな葉酸サプリを飲んだらいいのかわからないという方は、次のページをご覧ください。

葉酸サプリの失敗しない選び方!妊娠初期に飲みたい葉酸サプリおすすめランキング

妊娠4週目のお腹の中で起きていること

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妊娠4週目は一般的な妊娠検査薬ではまだ反応がでないこともあります。
受精卵が着床して妊娠が成立するとプロゲステロンの分泌が盛んになります。このプロゲステロンの働きによって、子宮内膜が厚みを帯びます。赤ちゃんにといて居心地の良い胎内を作ってくれているのですね。

つわり・おりもの・むくみ・便秘!妊娠4週目に起こる妊娠初期症状の状態は?

【つわり開始】吐くだけでなく胃の不快感・気持ち悪さがはじまるの妊娠4週目

妊娠4週目はつわりの症状がはじまる時期です。

つわりといえば、

つわりの主な症状

  • 吐き気がする
  • 気持ちが悪い
  • 胃もたれがする
  • 胸焼けがする

というイメージがあるかもしれません。代表的な症状以外にも次のような症状もあります。

  • 食べていないと気持ちが悪い
  • 唾液が増える
  • 食べ物の好みが変わる

つわりが起こる原因はまだ解明されていませんが、妊娠を判断するhCGホルモンが影響していると考えられています。

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妊娠検査薬が反応したころから妊婦さんの8割には、なにかしらつわりの諸症状がでている可能性が高いです。自覚症状はありませんか?

ただ、つわりは必ずしも妊娠4週から始まるとは限りません。
50人が妊娠初期に産婦人科で注意された!ランキング1位は食事と栄養 つわりから楽になりたい人は必見!アメリカでつわりの緩和に産婦人科がすすめていること公開

・つわりの症状がまったくない人
・軽い人
・すでにつわりが酷くなっている人

と、個人差があるものなので、つわりがないからといって流産を心配する必要はないので安心してくださいね。

流産の体験談

【風邪に似た症状】妊娠4週目は頭痛・だるさ・寒さ・眠気がはじまる

妊娠4週目は風邪に似たような症状も出はじめます。
次のような症状は妊娠の初期症状かもしれません。

あなたはいくつあてはまる?

  • 頭痛
  • だるさ
  • 寒さ
  • 眠気
  • 微熱
  • のどが痛い
  • 鼻水、鼻づまり

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妊娠の風邪に似た症状はホルモンバランスの変化、自律神経の乱れ、貧血などが原因です。
妊娠すると、妊娠の維持に重要なエストロゲンとプロゲステロンという二つの女性ホルモンが多く分泌されるようになります。二つの女性ホルモンは、胎内の赤ちゃんを育てる環境を整えてくれますが、母体にはさまざまな影響を与えていきますよ。妊娠の風邪に似た症状も、二つの女性ホルモンの影響の一つになんですね。

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妊娠すると貧血検査があるように、妊婦が貧血になると
・出産時に止血効果がうすれ、大量出血する(モデルの梨花さんもそうでしたね)
・赤ちゃんに栄養が届きにくい
・疲れやすい
というリスクがありますので、早めの貧血対策を心がけてください。

おりものが増えた!妊娠4週目のおりものの変化

妊娠4週目には、おりものの変化も起こります。

妊娠初期によくみられる変化

  • 白っぽいおりものが増えた
  • 透明なおりものが増えた

おりものは妊娠する前からエストロゲンとプロゲステロンによって周期的に変化しています。妊娠すると、2つのホルモンが増加するので、おりものが増えることが多いんですね。

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おりものの状態は人それぞれです。エストロゲンとプロゲステロンの増加量やバランスによって違いがありますよ。着床出血の影響から色のついたおりものがでる場合もあります。

また、なかには妊娠前よりおりものの量が減るといった人もいますよ。おりものの状態で普段と違う変化を感じたら、妊娠の可能性の一つとして気にかけておくといいですね。
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妊娠4週から便秘に悩む人も増える

便秘になる原因の1つとしてプロゲステロンの影響があります。

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プロゲステロンは妊娠の維持に不可欠ですが、筋肉収縮の働きを弱めてしまう作用を持っています。子宮を大きくするためには必要な作用ですが、同時に消化器官の働きも弱まってしまうのですよ。

普段、女性ホルモンのプロゲステロンは排卵日から生理にかけて増加しています。
女性は普段から排卵日から生理日にかけて、便秘になりやすい体になっているのですね。妊娠すると普段よりもプロゲステロンの量が増加するので、より便秘になりやすくなってしまうのです。

妊娠中期になるとさらに便秘に悩む女性が増えるので、水分をたっぷりとって便秘になりにくい生活を心がけてくださいね。

妊娠4か月に多い下腹部痛はどんな症状?生理痛との違いは

妊娠4週目で下腹部痛を生理痛とは少し違いがあります。

あなたの痛みは?

    痛みのと特長としては、

  • 下腹部痛がちくちくと痛む
  • 子宮が引っ張られるような痛み
  • 生理痛よりも軽い鈍痛
  • 生理痛よりも重いズーンとした痛み

など、感じ方は人それぞれです。

妊娠4週目に下腹部痛が起きる原因は
・受精卵が着床した時に起こる「着床痛」
・hGCホルモンの分泌増加により卵巣が大きくなる痛み
・プロゲステロンの筋肉の収縮を低下させる作用によっての子宮が大きくなる痛み

などがあげられます。

時期的にも生理痛と勘違いしてしまうことも少なくありません。しかし、生理は子宮が収縮する時に起こる痛みで、妊娠時の下腹部痛は子宮が大きくなる痛みになりますよ。体の中では全く反対のことが起きているのですね。

妊娠4週のむくみはエストロゲンが増えてきた証

妊娠4週から体のむくみに悩まされることもあります。

・足がだるい
・靴下の痕がつきやすい
・靴がきつくなった
・指輪がはずしにくい

など、手足にむくみの症状が現れるので気づきやすい症状です。

妊娠4週の体のむくみは、妊娠すると分泌が増加するエストロゲンの増加によるものですよ。
エストロゲンは受精卵を着床しやすくしたり、骨の形成を促して血液の流れをよくしたりと母体の状態を整えてくれる女性ホルモンです。また、エストロゲンは水分をため込む性質を持っています。普段はエストロゲンの水分をため込む性質のおかげで、肌の水分量を保ったり、髪の毛をつやつやにしてくれるなどの効果をもたらしてくれていますよ。

妊娠するとエストロゲンが急激に増加するので、普段よりも更に体に水をため込んでしまいます。妊娠4ヶ月にむくみの症状がでるのはエストロゲンが増えた証になるのですね。

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