助産師
期待と不安が入り混じりながら待ち続けるというのは、なかなか気力がいるものです。今日ではなかったかもしれないけど、赤ちゃんは産まれたいなと思ったときに、必ずお母さんに教えてくれます。その時をゆったりと待ちましょう!
陣痛が長期化で痛感!すっぽん小町を妊娠中に飲んでよかったわけ
妊娠40週で兆候がない?赤ちゃんはいつ生まれてくるの?
助産師
おしるしや前駆陣痛といったお産の兆候がない。いっしょに健診を受けていたお母さんは、もう出産したのに。などと不安な気持ちが大きいことでしょう。
でも、あと2週間もあるんだと思えば、少し気持ちに余裕がでるかもしれませんね。
妊娠10か月のお腹の中では何が起こっているの?エコー写真とイラストで解説
妊娠40週の妊婦健診での子宮口の様子
助産師
ただ、「もうすぐ」には個人差があります。出産の数週間前から子宮口が開いている人もいれば、数時間前から急に子宮口が開きだす人もいるのです。
開きや柔らかさは、あくまでも出産の目安。気にしすぎることはありません。
妊婦健診での子宮口の様子についての体験談
ay・5月生まれ・静岡県在住
妊娠40週の妊婦健診での注意:計画分娩の可能性について
助産師
- 赤ちゃんの推定体重や頭が大きめである(大きくなりすぎると分娩時に出てきにくくなることも)
- お母さんに異常がみられる(胎盤の機能低下など)
計画分娩とは人工的に陣痛を誘発して分娩につなげるもので、いくつかの方法があります。
- 陣痛促進剤(陣痛促進剤の点滴をおこないます)
- バルーン挿入(子宮口へ小さな風船のようなものを挿入します)
- 卵膜剥離(赤ちゃんを包む卵膜を指で直接破ります)
計画分娩の可能性についての体験談
みーちゃんママ 8月生まれ 大阪在住
ひーちゃんママ・9月生まれ・東京都在住
妊娠40週目の妊婦健診での内診:出産に向けて
助産師
医師とお母さんの間で「陣痛を誘発しますか」といったやりとりがされます。合意がとれれば、内診のさいに子宮内膜を指で直接刺激します。刺激されることで、陣痛のためのホルモンが分泌されます。
これにより、陣痛が促されることもあれば、効果のないこともあります。やはり、個人差があるのです。しかし、陣痛がくるのを今か今かと待ち続けているお母さんにとっては、点滴や器具を使わずに陣痛が誘発できるなら!とお願いしたくなりますね。
ただし、痛みがともなう場合や少量の出血があるなどデメリットもあります。心配なことは医師によく聞いてから実行してもらいましょう。
陣痛はどこが痛いの?先輩妊婦さんは耐えられた?不安な方へ痛みをアンケートした結果わかったこと
出産についての体験談
nan44