助産師
また、安静にすることもとても重要です。
切迫流産・早産の状態によって安静にする状態が異なります。
「安静」って、どうすればいいの?
切迫早産で入院!赤ちゃんが心配で眠れない・不安で気持が沈む時におすすめしたいこと切迫流産に気を付けたい職業のママとは?
最近では、お仕事を続けながら妊娠生活を送るママも増えています。
以下のようなお仕事に就いている方は、心身への負担が他のママさんよりも大きいと予想されます。
そこで、ご自身の体調へは充分な配慮が必要です!
決して無理をせず、体調に不安を感じる時には、思い切って休むことも考えましょう。
赤ちゃんの命を守れるのは、ママだけです。
- 激しい運動をする仕事:スポーツインストラクターやスポーツ選手など
- 重いものを運ぶ仕事:配送の仕事、保育士・看護師・介護士など
- 長時間歩く仕事:営業職など
- 長時間立ち続ける仕事:調理師・販売職・美容師・工場のライン作業など
- ストレスの多い仕事:システムエンジニアや編集職・設計士など
切迫流産の治療とは?
切迫流産の治療の基本は、『安静に勝る薬なし』です。
10週未満の場合は安静以外に治療法はありません。
それ以降の場合も、薬での治療と併せて必ず安静が必要です。
安静の度合いは症状によりますが、仕事は長期的に休む必要があります。
また、家事も最低限にする必要があるため、夫や家族などの協力が欠かせません。
出血がひどい場合は、入院して安静治療を行うこともあります。
日常からできる予防法:過労・冷えへの対処
切迫流産を防ぐために、ママが日頃からできることがあります。
それは、過労と冷えを防ぐこと。
過労を防ぐために、夜はしっかり休み、体調不良を感じたら横になることも大切です。
ストレスをためないよう、意識してリラックスる時間を取りましょう。
また、冷えは安産の天敵です!
腹巻やレッグウォーマーなどで、お腹・腰回りや足を温めてあげましょう。
切迫早産の症状を知っていますか?
助産師
お仕事をされているママさんは特にまだ産休に入るには時間がありますよね。
切迫早産とは、妊娠22週~正産期の直前37週の妊婦さんが、まだ分娩の時期ではないのに、出産が「差し迫っている」という状態です。
切迫早産で入院の末37週で出産!破水後立ち合い出産で陣痛を逃し安産体験~ライター菅ゆみ
切迫早産の症状
- 下腹痛(10分に1回以上の陣痛)
- 不正出血
- 破水
- 規則的な子宮収縮
- 月経痛のような下腹部痛
- 子宮口の開大
- 子宮頸管が短くなっている
- 違和感を覚える背部痛
などの状態があります。
助産師
まとめ
特に夏場は、体感温度の高い妊婦さんは薄着をしがちです。
サンダルに短いボトムスを履きたい気持ちはわかります。
けれど、できればソックスやレッグウォーマーを着用して、冷えを防ぐとよいですね。
それでは、みなさんの妊娠生活が充実したものになりますように。
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