流産の80パーセント近くが妊娠4ヶ月未満に起こっています。「妊娠9週の壁」と言われているように、妊娠9週までが流産の可能性が高いと思っている人も多いと思いますが、妊娠10週目もまだまだ安心できる時期ではありません。
助産師
この時期の流産の兆候として多いのが、出血や下腹部痛、腰痛などです。これらの症状が全て流産に繋がる訳ではありません。特に下腹部痛は妊娠初期に多くみられる症状で、子宮が大きくなる事で起こる場合もあります。
大きくなっていくお腹を支える為に腰や股関節が準備を始めていく時期でもあります。腰痛や股関節痛を感じるママも少なくありません。どの症状も素人では判断できないことです。
不調を感じたら「この程度で相談してもいいのかな?」と不安にならず病院に相談するようにして下さい。
妊娠初期のふわふわするめまい・立ちくらみはいつから?着床してから感じた50名の体験談
25歳 女性 専業主婦 3歳男の子と3ヶ月女の子の子供がいます。上の子が一歳の時に便秘。
妊娠10週というと、心拍が確認され、母子手帳が交付されます。母子手帳を貰いに行く喜びが湧きました。冬の季節でしたので、暖かくするのと、キリキリ痛かったので、痛みを感じたら横になり、安静にしてくださいと言われました。
妊娠10週目の過ごし方
妊娠10週目は赤ちゃんの姿が徐々に人間らしくなり、本格的に成長を始める頃です。
助産師
ママはお腹が少しずつ膨らみ始めてママらしい体つきに変わる準備が始まります。赤ちゃんの心拍がしっかり確認できたりエコーで赤ちゃんの人間らしい姿を見れた事で、ママになった実感が増す頃でもありますよね。
他にも貧血や脱水症状、下腹部痛や気分の落ち込みなどマイナートラブルが増える時期でもあります。まだまだ安定期でもないので、無理をせず自分の体と心を大切にして下さい。そして栄養のある物を食べて、しっかりと赤ちゃんに栄養を送る事を意識しましょう。食べれないママは無理しなくてもいいですが、水分はしっかり摂って下さい。
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