妊娠1か月の行動で胎児の先天性リスクが高くなる?受精から着床までイラストで紹介!

妊娠初期に必ずとりたい栄養素

  • 葉酸

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葉酸はビタミンB群の一種で、細胞分裂に欠かせない栄養素です。

この時期のママにおススメしたい葉酸サプリはどれ?

取りすぎないようにする栄養素

  • ビタミンA

妊娠初期にビタミンAを取りすぎると、形態異常の障害が起こりやすくなるので気をつけましょう。ビタミンAが入ったビタミン剤やビタミンAが豊富なうなぎなどの食べ過ぎを避けるようにします。

妊娠前から気をつけたいこと

妊娠前から妊娠1か月まで気をつけたいことを見ていきましょう。妊娠する可能性がある女性は、日頃から気をつけていたいですね。

妊娠1か月に気をつけたいこと1.やせすぎ・ふとりすぎを避ける

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ママ

私は痩せすぎているかもしれません。

助産師

妊娠前にやせすぎていたママからは、低出生体重児が生まれる割合が高くなります。低出生体重児は、将来、糖尿病などの成人病になりやすいので気をつけましょう。

ママ

太り過ぎの場合はどうですか?

助産師

ふとりすぎのママは、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群になりやすいので妊娠前に体重コントロールを心がけてくださいね。

妊娠1か月に気をつけたいこと2.飲酒・喫煙

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タバコのニコチン・タール、お酒のアルコールは流産や胎児の先天異常などを引き起こします。

助産師

妊娠を希望しているママとその御家族は、禁酒禁煙を早めに心がけましょう。いつおなかに赤ちゃんが宿っても大丈夫な環境を整えてあげたいですね。

妊娠前からしておくと良いこと

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助産師

まずはママが心身ともに健康的に過ごすことを心がけてくださいね。
さらに、胎内感染の予防は妊娠前にしかできないので、ぜひ忘れずに済ませておきたいものです。

食事バランスを整える

栄養バランスの良い食事を心がけて、野菜を多めに、主食・副菜・主菜・乳製品・果物などいろいろな食材を取り入れましょう。ママが取った栄養素が赤ちゃんの体の元になっていきます。
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散歩などの軽い運動習慣

妊娠出産・子育てには体力が必要です。日頃から、散歩などの軽い運動を生活に取り入れましょう。

助産師

血行も良くなり、ストレス発散にも役立ちます。

感染症の検査と予防接種

助産師

風疹(ふうしん)、みずぼうそう、トキソプラズマなどの感染や抗体検査をしましょう。妊娠中に感染すると、胎内感染で赤ちゃんに先天異常が起きてしまいます。抗体がない場合は予防接種をして、妊娠に備えます。

妊娠1か月のママの体の変化まとめ

妊娠1か月は、最終月経の開始日から、受精卵が子宮に着床して妊娠が成立するまでの時期です。体調の変化はわずかなので、ほとんどのママは気づかずに過ごすでしょう。

ママが知らないうちから、受精卵は休みなく細胞分裂を繰り返し、どんどん成長しています。そのため、妊娠を希望しているママは、日頃から生活を整えることが大切です。健康的な生活と十分な栄養を心がければ、自然と赤ちゃんの成長を支えることができるからです。

助産師

やせすぎもふとりすぎも妊娠中に問題が起きる割合が高くなるので、妊娠前の体重コントロールを。栄養バランスのよい食事と、葉酸サプリメントも取り入れることをおすすめします。

赤ちゃんの胎内感染を防ぐために対策が取れるのは妊娠前だけです。できるだけ早く受診して抗体検査と予防接種を済ませてくださいね。後悔しない妊娠1か月を過ごせますように。
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