つわりが起こる原因はいまだ明らかにされていませんが、妊娠すると増えるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが関係していると考えられます。このホルモンの増加によって、脳の嘔吐中枢神経が刺激され吐き気をもよおしてしまうのです。
また、プロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンも増えますが、これによって胃腸の機能が低下してしまいます。そのため、食べたものをうまく消化できず胃もたれや胸やけが起きやすくなるのですね。
助産師
厚生労働省のサイトで紹介されている容量・用法は
ビタミンB6を1回10-25 mg、1日3-4回
ドラッグストアなどで手に入る葉酸サプリは、ビタミンB6が1mg程度しか入っていません。つわりのためには飲んでも意味がないので紹介していません。
助産師
ビタミンB6は1回10-25 mgも必要です。葉酸サプリに含まれるビタミンB6の量を表にまとめました。
葉酸サプリ内のビタミンB6の含有量 ↓↓イチオシ↓↓
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21mg
4mg はぐくみ葉酸
1.2mg ララリパブリック
入っているが詳細なしママニック
入っているが詳細なしはじめての葉酸
入っているが詳細なし
助産師
アメリカ産婦人科学会で紹介されている方法を試したいなら、1回あたり10-25mgのビタミンB6を1日3-4回にわけて飲むのが理想です。ですので、1日4回にわけて飲めるメルミー葉酸サプリがよいと思います。
つわりを楽にしたいならメルミー葉酸サプリがおすすめ
つわりサプリの飲み方
つわりがひどくならないうちに!
つわりが楽になる服装
つわりがはじまったら、体を締め付けずに着られるものを選びましょう。妊娠すると胸の張りも気になってきますから、下着はワイヤーの入ってないスポーツブラやカップ付きのキャミソールがいいですよ。妊婦用のブラジャーはワイヤーがないものも多く、授乳しやすい工夫もされているので産後にも使えてお勧めです。
洋服はお腹周りがゴムになっているものや、ゆったり着られるようワンサイズ大きいものを選ぶようにしてください。マタニティ用のボトムスはお腹をカバーするところがついていて安心ですし、使い勝手がいいのでひとつ持っておくと便利です。
家にいるときはマキシワンピースなどを着るとリラックスできますし、ロング丈なので足元を冷やす心配もありません。
助産師
つわりが楽になる休み方
食べられなかったり、吐いてしまうことで胃が空っぽになると胃酸が出やすくなり、胃酸が増えると逆流しやすくなります。その場合は枕の位置を少し上げて上半身を高くすると逆流が防げて横になりやすいです。
助産師
つわりがひどい場合は何よりも休息が大切ですから、効果的に体を休め体力を回復しましょう。しかし、それでも楽にならないという人もいますよね?そんなときは自分のつわりが1日のうちでいつひどくなりやすいかを考えてみてください。
つわりのひどくなる時間帯を把握する
つわりには1日のうちでも好調と不調の時間帯があり、比較的に昼間は症状が軽く、夕方から夜にかけて症状がひどくなるという人が多いようです。なぜ夕方以降に症状が重くなるのか、その原因もはっきり分かっていませんが以下の4つが考えられます。
- 夕方頃に1日の疲れが出やすく、ホルモンバランスが乱れてしまうため。
- 人間には体温リズムがあり、夕方頃に一番高くなるから。
- 昼から夜にかけて、交感神経から副交感神経に切り替わるため。
- 空腹を感じやすい夕方頃は低血糖になりやすいから。
助産師
上記の方法でつわりが楽にならなかった人に薦めたい方法
助産師
アメリカでは、つわり治療にビタミンB6の摂取を最優先選択肢として定めていますが、これはアメリカの産科婦人科学会が推奨しているからです。実際にあった実験でも、吐き気をはじめとするつわりの諸症状にビタミンB6が有効であると結論づけられました。
ビタミンB6を摂取するのはなぜいいの?
妊娠すると尿からキサンツレン酸という物質が排出されますが、つわり症状がひどい人はより多くのキサンツレン酸を排出しています。このキサンツレン酸はトリプトファンというアミノ酸が代謝される際につくられますが、代謝に異常が起きると増加してしまうのです。
助産師
ビタミンB6が含まれている食材は?
ビタミンB6を多く含む食材として、牛や鶏のレバー、カツオやマグロなどの赤身の魚、サバやサンマなどの青魚、ニンニクなどがあります。普段の食事に、これらの食材をうまく取り入れられるといいですね。
また、ピスタチオやピーナッツなどの木の実類やバナナにも多く含まれていますから、食事以外のデザートに食べてみてはいかがでしょうか。玄米にもビタミンB6が多く含まれていますから、白米を玄米に切り替えるのもいいでしょう。
助産師
市販のビタミンサプリは、赤ちゃんの奇形を招くビタミンAをうっかりとってしまいやすいのでお勧めできません。
おすすめはメルミー葉酸サプリという産婦人科の女性医師がすすめているサプリです。
どんなものでビタミンB6を摂るといいの?
つわりがひどいとビタミンB6どころか食べることすらできないという人も多いですよね。ビタミンB6だけを考えて食事していては栄養バランスも偏りますし、つわり症状に効果的なビタミンB6の摂取量は食事だけでは補いきれません。
助産師
つわりが続く期間はいつからいつまで?
助産師
なかには妊娠後期になってつわりを経験したり、一度治まった症状がぶり返すということも少なくありません。これは後期つわりといって、大きくなった子宮が胃や腸などを圧迫することが原因で起こります。
つわりの症状と変化
妊娠した女性の半数以上が経験するつわりにはさまざまな症状があります。よく聞くのが吐き気を感じやすい吐きつわりや、食べないと気持ち悪くなる食べつわりではないでしょうか。
そのほかにも、強い眠気に襲われる眠りつわりや、においで気持ち悪くなるにおいつわり、唾液が多く分泌されるよだれつわり、喉に違和感を感じる喉つわりというのもあります。
助産師
つわりが酷くなりやすい人はどんな人?
日頃からストレスを抱えやすい人や食生活が乱れている人は注意が必要です。
ストレスは体の冷えをもたらしますが、体が冷えると自律神経や胃腸、体の代謝機能などが低下してしまい、つわりを悪化させます。妊娠中は体の変化や出産に対する不安などでストレスを感じやすいですから、リラックスできる時間を設けてみてはいかがでしょうか。
助産師
「出産より大変だった」という人もいるほどつわりは辛いものですが、つわりがあるのはお腹に赤ちゃんがいる証拠です。自分のつわりの特徴や症状をよく理解し、できる対策をとって乗り越えていきましょう。ただ、あまりにも症状がつらいときは無理せずかかりつけの産婦人科を受診してくださいね。
つわりが楽になる葉酸サプリを選んでいますか?
葉酸サプリを正しく選ぶとつわりの症状が軽くなります。妊娠初期は赤ちゃんの重要な体の器官が完成していく時期です。その細胞分裂が盛んな時期に正しい葉酸サプリを選べばママも赤ちゃんも幸せになれますね。
産婦人科医が選んだ葉酸サプリを紹介します。