妊娠超初期の下痢・出血が続く理由と50人の体験!今すぐしたいことは?

助産師

妊娠超初期は下痢が起こりやすい時期です。
下痢だけだったら安心ですが、出血まで起きると
赤ちゃんは大丈夫?
と、心配になりますよね。
妊娠12週までの流産は防げる?流産の体験談と神経管閉鎖障害の防ぎ方

妊娠初期に出血するのはなぜ?


助産師

妊娠初期に出血があると、
まさか流産?!」
と心配になります。妊娠初期の出血の原因は流産以外にもいくつかあります。
出血のおもな原因
  • 着床出血
  • 生理様出血
  • 絨毛膜下血腫(切迫流産)

妊娠初期の出血の原因としてよく知られているものは、着床出血です。文字どおり、受精卵が子宮内膜に着床するときに、子宮内膜に少し傷がつき、出血してしまうのですね。

助産師

着床出血のほかにも、妊娠初期には生理様出血、絨毛膜下血腫(切迫流産)などで出血することもあります。

流産や先天性異常を防ぐためにしたいこと

妊娠初期はつわりや下痢、出血などで不安定になりやすい時期ですね。ちょうど同じころ、子宮の中では胎児が急激な成長をとげています。

脳や神経系など、胎児の重要な器官が作られていくこの時期には、葉酸という成分が不可欠なことをご存知ですか?葉酸が不足すると、神経管閉鎖障害の発症リスクが高まり、先天性異常をもって生まれる可能性があるとの報告もあります。

助産師

このリスクを防ぐため、厚生労働省は、妊娠予定のある女性は葉酸を1日400μg以上とるように勧めています。
葉酸には、吸収されやすいモノグルタミン型(葉酸サプリ)と吸収されづらいポリグルタミン型(野菜など食品に含まれる)の二種類があります。赤ちゃんにちゃんと必要量が届くように厚生労働省は母子手帳でも葉酸サプリを飲むように説明しています。

妊娠初期に下痢をしやすい理由は?

妊娠すると、妊娠状態を保つために体内のホルモンバランスが急激に変化します。
妊娠初期に特に増加するのが、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)や、プロゲステンといったホルモンです。これらのホルモンは子宮内膜を厚くしたり、血流や体温を調節する働きがあります。

助産師

その一方で、急激なホルモンバランスの変化によって、自律神経が乱れてしまう場合もあります。自律神経の働きが乱れると腸の働きが悪くなり、下痢が起こる原因になってしまいます。

また、妊娠性の貧血の場合に処方される薬が、下痢の原因となる場合もあります。病院で処方された妊娠性貧血の薬を飲み始めたら下痢が起こったという場合は、副作用の可能性も考えてみましょう。

妊娠初期の下痢や出血が起こりやすいのはいつ?

助産師

妊娠初期の下痢はhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが引き起こします。
このホルモンはつわりとも関係が深いもので、受精卵の着床とともに分泌量が急増します。
妊娠による下痢症状や出血も妊娠4週あたりから見られ始めます。

下痢や出血の症状はいつまで続く?

助産師

hCGの影響で起こってくる下痢は、妊娠16週を迎える頃には落ち着いてくることが多いです。
ただ、下痢の原因となるホルモンはhCGだけではありません。妊娠中に多く分泌されるプロゲステロンも、下痢を引き起こす原因になることがあります。

そういったhCG以外のホルモンや精神的ストレスなどにより、出産まで下痢が続いてしまう可能性もあります。
着床出血については、妊娠4週の頃に見られたあとは症状がでることはありません。逆に言うと妊娠5週以降の出血は、着床出血以外の原因によるもの、ということになりますね。
妊娠5週以降に出血が続くような場合には、早めに医療機関を受診してくださいね。

妊娠初期に下痢をすると流産するの?

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