妊娠15週(15w)の妊婦検診で100人の体験!体重の増えすぎ切迫流産・出血

助産師

妊娠15週目で体重が妊娠前より5kg以上増加してしまった場合、このままのペースで体重が増え続けると、妊娠高血圧症候群などのトラブルが起きる可能性が高くなるといわれています。妊娠高血圧症候群の代表的な症状は高血圧と尿蛋白です。

妊娠高血圧症候群の8つの兆候

  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 眠気
  • 尿の減少
  • 急激な体重増加
  • 浮腫(むくみ)
  • 子宮の収縮
  • 目が見えにくくなる

これらの兆候は、体調不良として見逃される場合もあります。

妊娠高血圧症候群の代表的な症状である高血圧、尿蛋白は妊婦検診の検査ではっきり数値に現れます。検診で異常値が出てしまった場合は、ドクターの指示に従いましょう。

妊娠高血圧症候群が重症化すると、赤ちゃんに必要な栄養や酸素が十分行き届かなくなってしまう場合もあります。

妊娠高血圧症候群についての体験談

もちこ39歳・現在妊娠8か月目です。子供は男の子です。

尿タンパクが+?で出ていたので、毎食の塩分を控えるようにいわれました。助産師さんから味噌汁の塩分を半分にするため出汁の取り方を教えてもらいました。高血圧にならないためと、子どもの離乳食作りにも役にたつので、妊娠期の早めに薄味料理にしたほうがよいそうです。

妊娠15週目の出血と切迫流産

助産師

この時期、安定期も目前だからといっても油断は禁物です。

たとえわずかな量であっても出血があった場合は、切迫流産の可能性があります。切迫流産とは「流産が差し迫っている」状態のことです。

切迫流産の代表的な3つの症状

  • 不正出血がある
  • お腹が頻繁に張る
  • 下腹部痛

これらの症状に気づき、正しい対処をすれば十分に流産を防げる可能性が高いといわれています。少しのことも見過ごさず、すぐに診察を受けることでリスクを回避することができるでしょう。

出血の体験談

nan44・7か月の女の子がいる32歳です。便秘が気になったのは妊娠初期12周から18週目ごろと25週目から32週あたりです。

おりものに茶褐色のものが混ざるようになり、心配で検診以外の日に診察をお願いしたことがありました。この時期に茶褐色のおりものが出ることはよくあることで、子宮からの出血ではなければ過度に心配はないといわれました。おりものに鮮血が混ざったり、サラッとした鮮血があった場合は、すぐに受診するようにとのことでした。

どなるどだっく・26歳・5月出産予定、便秘は4か月ごろ

このころに、胎盤の位置が人よりも低位置にできているため、自転車や性行為をすると出血しやすいのでと、禁止されました。胎盤もまだ完成していないので、この時期の出血は危険だといわれました。大きくなってくれば位置も上がってくれるので、とにかく安静にしなさいといわれました。

妊娠15週目の初期症状.終わらないつわり

助産師

安定期を目前にし、そろそろつわりも終わる時期なのにまだつわりが酷くて辛い、という方もいらっしゃいますよね。
「どうして私だけ……このまま出産まで終わらなかったらどうしよう」と思ってしまうママもいるはず。

つわりが終わらない3つ原因

  • ストレス
  • 無理をしている
  • 便秘

便秘を解消するとストレスの解消にもつながります。悩んでいる方はドクターに相談して、妊婦でも使用可能な便秘薬を処方してもらう、というのも一つの方法ですね。

つわりは「ママ休んで」という赤ちゃんからのメッセージかもしれません。つわりには個人差があるので、あまり深刻に受け止めず、気持ちを楽にしてゆっくり休んで過ごしましょう。

この辛い状態が一生続くわけではありません。あなたの時間は確実につわりが終わるときに向けてカウントダウンされているのです。

つわりの体験談

りん・25歳・0歳・男の子

吐きつわりと食べつわりの交互でしたが、もし食べられるのであればこまめに食べることを勧められました。
吐くことに罪悪感や嫌悪感は持たずに、そのストレスがいちばん赤ちゃんにとってはよくないことなので、ストレスに感じることは避け、匂いの強いものは避けるように、とアドバイスを受けました。

なあちゃん・31歳・3歳・妊娠3か月のころ便秘でした・男

まだ悪阻が続いていたので、心配していましたが、赤ちゃんは順調に育っていました。もしサプリメントなどを飲めるなら、葉酸のサプリメントを飲んだらいいよ、と助産師さんから聞きました。

ゆり・22歳、当時20歳・子供は1歳の男の子

赤ちゃんの成長には特に問題なく順調だったのですが、吐きづわりがで体重がすごく落ちました。気持ち悪くてしっかり食事ができなかったので、赤ちゃんのためにも頑張って食べましょうといわれました。

妊娠15週目の過ごし方

助産師

妊娠15週目になると、つわりも落ち着き体調がよくなってくる方が増えてくるでしょう。

快適に過ごすために、特に意識しておきたい3つのポイント

  • 急に動いたり食べ過ぎたりしない
  • お腹の張り具合に注意する
  • ストレスを溜め込まない

安定期も目前ですが、油断せず過ごすことが大切です。

また、この時期はますます食生活が大事になってくるので、特にタンパク質、カルシウム、鉄分、葉酸を積極的に取るようにしましょう。