妊娠初期に流産していないか心配!50人の不安の乗り越え方

助産師

安定期までは12人に1人が流産する確率があると聞くと、おなかの赤ちゃんは無事成長できるのか心配になりますよね。
そわそわしていませんか?

現役助産師のアドバイスや出産経験者50人の流産が不安だった時の乗り越え方など体験談をまとめました。

妊娠2か月・妊娠3か月の頃の流産に対する不安をどう乗り切る?

流産の原因の一つが、お腹の中で赤ちゃんが無事育たないこと。
このころのママに気を付けてほしいことがあります。

神経閉鎖障害(無脳症・二分脊椎症)です。

助産師

初めて妊娠したママは知らない人もいるかもしれません。
ママの体の中で葉酸が足りないことで脳や神経がうまくできない先天的な障害です。
葉酸サプリを飲んでいると防げるものです。
まだ妊娠しているか自信がない…というママでも飲んでください。
厚生労働省は妊娠する2か月前から飲むように勧めているのですが、母子手帳で勧めているので知らない人が多いんですよ。

初めて妊娠するママは、妊娠9週目で母子手帳をもらって初めて、葉酸サプリが必要だと初めて知ることが多いです。
でも、写真を見てください。妊娠9週は頭もしっかりでき始めています。

妊娠したと自覚した時から飲み始めても本当は遅いぐらいなんですね。
赤ちゃんのために必要な葉酸サプリを飲んであげてください。

貧血になったことのあるママ、野菜不足のママ、最近ダイエットしていたママは1日でも早く飲んでほしいです。

妊娠超初期に飲みたい!

悩んでばかりではストレスもたまってしまいます。つわりの症状はストレスが原因で悪化することもあります。ストレスをできるだけ解消して、ゆったりとした気持ちで過ごしたいですよね。

助産師

吐きすぎて、お腹の赤ちゃんに栄養が行っていないのではないかというママもいると思います。
助産師から、体型別にどんなものをとったらいいのかというアドバイスもあります。

ぜひ参考にして、ストレスを少しでも少なくして過ごしていきましょう。

あと数か月で

かわいい赤ちゃんのママになるのですから。

過ごし方のコツを考えていきましょう。

妊娠初期で流産するのではないかと心配…どうしたらいいの?


切迫流産などの症状がない場合には、いたずらに流産を恐れる必要はありません。妊娠初期には下痢や便秘になりやすい時期ですが、流産に繋がるということはありませんので安心して下さい。

妊娠12週までの流産は防げる?流産の体験談と神経管閉鎖障害の防ぎ方 妊娠初期の下痢と流産の関係!自然流産の原因と下痢の体験談

下痢等のお腹の不調・漠然と流産するのではないかと心配しているママにおすすめの対処法

助産師

下痢などの症状は流産の原因にはならないため食事などに気を付けましょう。

妊娠初期はホルモンバランスの変化で腸の働きが悪くなるため、下痢や便秘などになりやすい時期でもあります。しかし、下痢が原因で流産になることはありません。

消化の良いものを食べたり、整腸作用のある乳酸菌やオリゴ糖を取り入れてみたり、おなかを冷やさないなどの工夫をするように心がけましょう。

先輩ママの体験談:不正出血による流産の不安

3か月頃からごく少量ではありますが不正出血が続いていました。かかりつけのクリニックから張り止め薬をもらい、しばらく服用していましたが止まりませんでした。4か月過ぎた頃にはなくなっていたのですが、当時は安定期もまだ先だったので、流産するのではないかと毎日不安に思っていました。
(おはぎ24歳・娘8か月・北海道在住)


先輩ママの体験談:初めての妊娠で毎日流産の心配をしていた

流産しないかが毎日心配でした。初めての妊娠だったので流産についてかなり神経質になっていました。
(りぃ31歳・0歳・東京都在住)


先輩ママの体験談:下痢気味で流産が心配だった

妊娠初期からおなかの調子が悪く、下痢をすることが多かったため「流産してしまうのでは」と不安に感じていました。また、口にするものも胎児に害がないのかひとつひとつ調べるほど神経質になっていました。
(ますおか29歳・5歳娘・東京都在住)


どうしても気になる方は、こちらの記事を参考にしてください。
妊娠初期の下痢と流産の関係!自然流産の原因と下痢の体験談

助産師

下痢の症状が続くと水分不足になりやすいため、スポーツドリンクや野菜スープなどで水分補給することをおすすめします。下痢の症状が長引いたり、熱がでるなどの症状があれば、早めに産婦人科を受診しましょう。

妊娠初期に切迫流産といわれ流産するのではないかと心配しているママにおすすめの対処法

助産師

切迫流産は流産になりかけている状態ですが、対処によっては妊娠を継続することができる可能性もあります。かかりつけ医の指導に従って安静を守るなど、きちんと対処するようにしましょう。

先輩ママの体験談:切迫流産でつわりもなく流産が心配だった

切迫流産と診断され自宅で寝たきりの生活をしていました。妊娠3か月はまだおなかも大きくないし、つわりもなかったので妊娠している実感があまりなく動けない生活が苦痛でした。本当に赤ちゃんが育っているのか、流産してしまわないか心配でした。
(ふーちゃん27歳・0歳と7歳の子ども・大阪府在住)


先輩ママの体験談:出血があり流産が心配だった

何もしていないのに、よく出血していました。胎動があるわけでもなく、おなかがでているわけでもないので本当に大丈夫なのだろうか?ちゃんと成長しているのだろうか?トイレにいくたびに、出血しているのをみては不安でしょうがありませんでした。
(マァまま32歳・2歳息子・茨城県在住)


先輩ママの体験談:出血があり車での通院も心配だった

度々出血をしては病院を受診していました。田舎なので病院まで1時間以上かかり車の振動も心配でした。さらには、切迫流産で入院をすることになり妊娠が継続できるか不安でした。
(アンママ40歳・1歳1か月娘・北海道在住)


先輩ママの体験談:流産の経験があるので安定期まで心配だった

安定期に入っていなかったので不安でいっぱいでした。流産を経験したことがあるので赤ちゃんは元気に育っているだろうかと心配する毎日でした。
(みみママ27歳・3歳娘・1歳息子・福岡県在住)


先輩ママの体験談:ポリープからの出血があり心配だった

子宮口近辺にポリープができて、おなかに力が入るたびに出血があったので、それがとても不安だった。
(まーまま28歳・2歳娘・群馬県在住)


助産師

切迫流産の傾向がある場合は、かかりつけ医の指導に従って安静を守る必要があります。

妊娠期全体の流産率は12人に1人ですが、妊娠初期の流産に関しては10人に1人というデータもあります。

どうしても流産が気になっている方はこちらの記事もお勧めです。

妊娠12週までの流産は防げる?流産の体験談と神経管閉鎖障害の防ぎ方