妊娠初期

妊娠初期症状が急になくなった!下腹部痛や胸の張りがなくなったら流産?

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ママ
この間まで、胸のはりや子宮の痛みがあったので妊娠している実感がありました。でも、急にはりも痛みもなくなってしまって不安です。

もしかして、おなかのなかでなにか妊娠初期症状がなくなることが起こったのでしょうか?

保健師
妊娠初期症状が突然きえると不安ですよね。
・初期症状がなくなって注意すること
・今してほしいこと

など、今のあなたにチェックしてもらいたいことを紹介しています。 出血などがしていないなら、つわりがはじまる前にこの記事を読むのがおすすめです。

妊娠の初期症状が急に消えた!赤ちゃんは大丈夫?

つい最近まで妊娠の初期症状があったにも関わらず、急に消えてしまうと赤ちゃんは大丈夫だろうかと不安になりますよね。
妊娠中は体のなかで赤ちゃんは急速に成長していますが、目に見ることができません。特に妊娠の初期は見た目にも変化がないので、妊娠の初期症状があると妊娠しているというひとつの安心材料になります。[/st-kaiwa2]

妊娠初期によく見られるつわりや、胸の張り、下腹部痛は個人差によるところが大きいです。全て感じる人もいれば、全く感じない人もいます。感じる時期も感じ方も人それぞれです。

昨日起きていた下腹部痛が今日は感じない、胸の張りが今日はよく感じるなど、胎児の成長と同じように初期症状も日々変わっていきます。

妊娠の初期症状が消えても必要以上に心配することはありません。どうしても不安な場合はストレスを溜め込まないためにも医師に相談するのがいいでしょう。[/st-kaiwa2]

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妊娠の初期症状は何が原因で起こるの? 妊娠を継続できるhGCホルモンの数値


妊娠は排卵日に精子と受精してできた受精卵が着床して成立します。妊娠の初期症状は、受精卵が着床するとすぐに始まる体の変化とホルモンの分泌により引き起こされます。妊娠の初期に分泌されるホルモンの一つとしてhGCホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)があります。

保健師
hGCホルモンは受胎後に胎盤の一部で作られ、妊娠して初めて分泌されるホルモンです。尿に出やすいので妊娠検査薬も尿中hGCホルモンの数値で反応を示すように作られています。このhGCホルモンの数値は、妊娠の判定だけではなく、妊娠が継続可能かどうかのある程度の指標となるとされています。妊娠継続率の指標となるのは血中hGCホルモンの値で、妊婦検診で行われる血液検査などで知ることができます。

排卵16日後(妊娠4週目)のhGC値と生産率(妊娠継続率)

血中hGCの値  生産率(妊娠継続率)
25~50・・・・・・・~35%
50~100・・・・・・35%~64%
100~200・・・・・64%~80%
200~500・・・・・80%~95%
500~1000・・・・95%~100%

妊娠を継続できる一つの指標になります。血中hGC値は1日に1.5倍~1.8倍に増えます。血中hGCの値が低いからすぐに流産になるとはいえないので、目安として見ておきましょう。

妊娠初期に起こる流産の確率は?


保健師
流産とは、妊娠22週までに胎児がお腹の中で亡くなってしまう状態のことをいいます。とくに早期流産といわれる12週までの妊娠初期に多く、早期流産の確率は全体の80%を占めています。

週数別に見てみると
妊娠5~7週(22%~44%)
妊娠8~12週(34%~48%)
妊娠13~16週(6%~9%)
と、(※1)12週までにほぼ起きていることがわかります。
全体的な確率としては流産は妊娠の8~15%を占めており、10人に1~2人の確率で流産を経験します。

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妊娠初期
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春生まれ 夏生まれ 秋生まれ 冬生まれ
妊娠超初期症状 妊娠中期 妊娠後期 新生児期

また、流産は年齢によるところも大きく、25歳~29歳で11.0%、30歳から34歳で10.0%と、そんなに変わりません。しかし35歳~39歳で20.7%と一気に2倍になり、40歳以上だと41.3%とさらに倍近くの割合になります。

進行流産とは?

保健師
進行流産は、まず出血から始まることが多いです。そして下腹痛を伴って進んで行きます。妊娠によって厚くなった子宮内膜や、胎嚢などを体内から排出しようとする働きが起きているためです。

痛みは陣痛のように規則的におき、どんどん激しくなっていきます。全てを子宮が出し切ると痛みと出血はなくなり、完全流産になります。少しでも残っていると出血は暫く続き、不完全流産ということになります。

稽留流産とは?

保健師
稽留流産は、なんらかの原因で胎児の心臓がとまってしまって妊娠を継続できなくなる状態のことをいいます。進行流産のように出血や痛みもないので気付くことができません。また基礎体温もすぐには下がらない場合もあり、つわりなどの初期症状が続くこともあるため自覚症状はないことが多いです。

病院で検診をうけ、初めて胎児の心臓がとまってしまっていることに気づきます。稽留流産の傾向があるとされると1週間後に再度検査をし、成長が見られないと稽留流産と診断を下されます。稽留流産はそのままにしておくと必ず進行流産へと移行します。

保健師
日本では稽留流産の場合、医師が進行流産になる前に子宮内容除去手術が行われます。

妊娠初期に先天性のリスクを下げるためにしたいこと

妊娠初期に起こる胎児の器官形成は細胞分裂を繰り返してすすんでいきます。妊娠7週目までには、胎児の脳や脊髄などの胎児の基となる神経管が作られます。そして妊娠11週目までに頭や体なども作られていきます。

保健師
この細胞分裂が盛んな時期に必要な栄養素が葉酸です。葉酸はDNAに直接働きかけ、細胞分裂をスムーズに行う手助けをしてくれます。細胞分裂がきちんと進んでいくことで胎児の二分脊椎症という神経管閉鎖症のリスクを下げてくれるのです。

二分脊椎症というのは、本来神経管の中にあるはずの脊髄が飛び出してしまい、損傷や癒着をおこしてしまう先天性異常です。神経管の閉鎖が適切に行われなかった場合に起こる異常です。運動機能や内臓機能に影響を及ぼし、麻痺や障害などが残る場合があります。

胎児の器官の形成期に葉酸をしっかりと摂取することは産まれてくる赤ちゃんの先天性のリスクをさげるのにとても効果的なのです。

どんな葉酸を選んだらいいの?

保健師
葉酸には食品に含まれるポリグルタミン酸型葉酸と、サプリメントに含まれているモノグルタミン酸型葉酸の二種類があります。なるべく、モノグルタミン酸型葉酸を摂取するほうがいいとされています。

ポリグルタミン酸型葉酸はほうれん草やレバーなどに多く含まれています。しかし、ポリグルタミン酸型葉酸は実際に身体の中に葉酸成分をとり入れることはなかなか難しいのです。

ポリグルタミン酸型葉酸は壊れやすく、冷蔵保存や調理するだけで成分が失われてしまいます。また、人間は体内に葉酸を吸収するときにモノグルタミン酸型葉酸に変化させてから吸収するようになっています。変化、吸収させる段階で、およそ50%の葉酸が失われます。実際身体に吸収されるのは、その食品が持っていた葉酸の25%~81%と曖昧で、どれだけ吸収されたのか判断がつきません。

反対にモノグルタミン酸型葉酸は、サプリメントに含まれているので安定した状態で摂取できます。また、体内で変化させる必要がないのでそのままで吸収されます。モノグルタミン酸型葉酸の場合は葉酸成分のおよそ85%を体内にとりこむことができることができます。ポリグルタミン酸型葉酸よりもモノグルタミン酸型葉酸の方が効率的に葉酸を摂取できるのです。

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厚生労働省が薦めている葉酸は?

厚生労働省は、妊婦の葉酸の食事からの推奨目安量を480μg(※2)としています。しかし、食事から摂取できる葉酸はポリグルタミン酸型葉酸になるので、推奨目安量を摂取しようとするのは難しいとされています。

保健師
そこで、妊娠中は食事から480μg摂取した上で栄養補助食品で+400μg補うことが望ましいと推奨しています。(※3)

栄養補助食品ということはサプリメントに入っているモノグルタミン酸型葉酸を摂取すべきということです。
また同時に葉酸は1000μg以上は越えるべきではないともしています。(※3)
葉酸の過剰摂取は発熱やかゆみ、蕁麻疹などを引き起こす場合があります。とくにサプリメントにおいては過剰摂取にならないように気をつけて摂取をしましょう。

葉酸を飲むとどんなメリットがあるの?

葉酸の摂取時期は、多くの研究結果や諸外国対応から少なくとも妊娠一ヶ月前から妊娠三ヶ月は積極的に葉酸をとるべきであるとしています。(※3)

葉酸は先天性異常を防ぐだけでなく、母体の貧血の予防にもなることがわかっています。妊娠中は胎児にも血液を届けなければならないため、母体は貧血気味になることが多いです。葉酸は赤血球を作る上で大切な成分の一つです。葉酸の摂取は、貧血の改善そして、胎児にも栄養のある血液を送り届けることができるようになります。

また、葉酸は流産を防ぐ効果もあります。神経管閉鎖症を防ぎ、子宮内膜の血流もよくなるためです。子宮内膜の血流がよくなると、胎児が順調に成長していくことができます。胎児が順調に、元気に成長することは早期流産を防ぐことにもつながります。

保健師
授乳期には、母乳の出がよくなったり、産後の回復を早めてくれる効果もあります。産後の体は風邪をひきやすくなったり、歯がぼろぼろになるなど栄養を赤ちゃんにとられてしまって体調が思わしくなくなることがよくあります。葉酸は赤ちゃんが生まれると今度は自分の体をサポートする側にまわってくれるのです。
妊娠を考えてから、産まれてからも葉酸を摂取することは胎児のためにも自分のためにも必要なことだといえますね。

初期症状がなくなっても大丈夫な場合とは?

出血については少量の出血は妊娠初期ならよくあることです。妊娠初期は子宮の粘膜が充血しやすいので少しのことで出血をおこします。様子を見て、落ち着くようなら問題ないでしょう。

また妊娠初期は、流産ではなくても基礎体温が下がることがあります。ストレスや睡眠不足、外気の気温差、またホルモンバランスの崩れから引き起こされます。一旦下がっても1~2日で高温期に戻るようなら問題ありません。しかし、そのまま低体温を維持してしまうようなら注意が必要なので医師へ相談する必要が出てくるでしょう。

保健師
つわりや胸の張り、下腹部痛などの妊娠の初期症状がなくなっても、実際に胎児がどうなっているかは、はっきりとはわかりません。流産の兆候として確かに初期症状がなくなることを感じる人は多いですが、感じ方は人それぞれなので流産しているかどうかは断定はできません。早期流産の稽留流産は流産していても初期症状が続くことがあるので、症状のあるなしで妊娠が順調にすすんでいるかはわからないのです。

どんな症状がでたらすぐ病院にいったらいい?

保健師
出血と下腹部痛が同時に起きはじめたらすぐに病院へ向かいましょう。出血か下腹部痛、どちらか一つなら妊娠の初期症状にはいります。しかし同時に起きたら流産の可能性が高いです。流産が起きてしまうと残念ながら妊娠を維持していくことはできません。

12週未満に起きる早期初期の流産は胎児の染色体による問題によるところが大きいです。母体に何か問題があるわけではなく、また何が悪かったなどの原因も特にありません。自然淘汰された、産まれてくる力がなかった赤ちゃんだったということになります。

流産した後、子宮が回復すればまた問題なく妊娠をすることができる場合が多いです。次の妊娠は医師の支持に従って、焦らずにすすめていきましょう。

赤ちゃんに本当に必要な葉酸サプリを選んでいますか?

妊娠初期は重要な体の器官が完成していく時期です。その細胞分裂が盛んな時期に正しい葉酸サプリを選べていますか?

なぜ今、葉酸が必要なのか?どんな葉酸を選んだらいいのか説明します。

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参考:
(※1)日本産科婦人科学会 切迫流産、流産
(※2)日本人食事摂取基準(2015年)
(※3)神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について(2000年)

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