妊娠初期に新幹線で移動・出張・帰省は大丈夫？流産のリスクを避ける注意点

助産師

新幹線での移動が危険というわけではありません。新幹線での移動自体は問題がないと日本産科学会では考えられています。
ただし、妊娠初期はまだ安定期に入っていないので、無理は禁物です。

この時期は胎盤もまだ未完成で受精卵の１２パーセントは、この妊娠初期に流れてしまいます。

妊娠12週までの流産は防げる?流産の体験談と神経管閉鎖障害の防ぎ方この時期には2つ気を付けてほしいことがあります。
1つは新幹線の移動と直接的な関係はありませんが、赤ちゃんの先天的障害を防ぐために葉酸サプリを飲むようにしてください。
注意してほしいのは、

神経閉鎖障害(無脳症・二分脊椎症)です。

助産師

初めて妊娠したママは知らない人もいるかもしれません。
ママの体の中で葉酸が足りないことで脳や神経がうまくできない先天的な障害です。
葉酸サプリを飲んでいると防げるものです。
まだ妊娠しているか自信がない…というママでも飲んでください。

厚生労働省は妊娠する2か月前から飲むように勧めているのですが、母子手帳で勧めているので知らない人が多いんですよ。

まだ葉酸を飲んでいない人は
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初めて妊娠するママは、妊娠9週目で母子手帳をもらって初めて、葉酸サプリが必要だと初めて知ることが多いです。
でも、写真を見てください。妊娠9週は頭もしっかりでき始めています。

妊娠したと自覚した時から飲み始めても本当は遅いぐらいなんですね。
赤ちゃんのために必要な葉酸サプリを飲んであげてください。

貧血になったことのあるママ、野菜不足のママ、最近ダイエットしていたママは1日でも早く飲んでほしいです。

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もう一つは移動で気を付けるべき
出張や帰省のための移動で新幹線を利用する妊娠初期の女性に、医師からの注意点や新幹線移動で大変だった体験談をご紹介します。

妊娠初期の不安！帰省中の移動の持ち物と医師からの注意

どのように帰省するとよいのか、移動のコツを紹介しましたので参考にしてください。

1.【体験談一覧】妊娠初期の移動で医師から受けた注意点

妊娠初期の新幹線の移動について相談したときに、産婦人科医から言われたことと体験談をご紹介します。

医師から言われたこと:「重い荷物は持たないように」

特にこれといって、医師からは何も言われなかったように思います。
ただ、あまり重いものを持ったりはしないほうがいいとの事でした。
(匿子３２歳・五歳息子・二人目妊娠中・宮城県在住)

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医師から言われたこと:「酔い止めは飲めませんよ」

特に無理をしなければ大丈夫と言われました。
ただ、乗り物に酔いやすかったので飲める酔い止めがあるか聞いたら、ないと言われたのはショックでした。
(ナミ・34歳・3歳娘・4ヶ月息子・東京都在住)

医師から言われたこと:「胎盤ができる12週までは避けて」

医師には6週の時点で相談し、胎盤ができる12週までは避けてくださいと言われました。しかしキャンセルもできず、何十万も支払った後だったので、妊婦にも適応される保険に入って決行しました。
(えむアヤコ、36歳、現在第一子妊娠中(23週目)、兵庫県在住)

医師から言われたこと:「水分と葉酸を摂るように」

特に問題はないでしょうが、無理をしないこと、自分の好きなことをするよう、また水分と葉酸を摂るように言われました。(Emasan、３２歳、１歳娘、埼玉県在住)

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医師から言われたこと:「妊娠初期の移動はダメではないが、病院としては保証できない」

私の場合は「自己責任になるのでくれぐれも無理せず体調に気をつけてください。赤ちゃんの保証は病院としてはできません。旦那さんか誰かに付き添ってもらってください」と言われました。
(たかまま４歳息子東京在住)

医師から言われたこと:「新幹線の移動ぐらいは問題ない」

経過が良かったので新幹線の移動くらいなら全く問題ないと言われました。
ただつわりが酷かったのでしんどければ多目的室で横になりなさいと言われました。
(おりこ 31歳 1歳息子東京都)

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2.妊娠初期に新幹線で移動する場合の持ち物

新幹線自体が悪いということはありません。新幹線移動で大きな荷物を持ちあることがあるかもしれません。

助産師

重い荷物を高い場所に持ち上げたり、10キロ程度の荷物を持ち歩くのはお腹が張りやすくなります。できるだけ重たいものは持たず、どうしても移動が必要ならキャスターが付いている軽いものにしましょう。
妊娠初期に重いものを持っても大丈夫?何キロまで?助産師が力仕事しているママへアドバイス

つわりがない人も次の4つは持っていってください。

エチケット袋
水
マスク
ハンカチ

助産師

揺れに伴い、日ごろは気にならなかったつわりがひどくなる方もいます。
念のため用意していくと、いきなりの吐き気にも慌てず対応できますね。

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3.新幹線移動の注意点

移動でお腹に負担がかかることは避けていただきたいです。

混雑の日にち、時間帯を避けること

助産師

混雑する時間帯や、日は避けた方が安全です。混雑情報をチェックしていくといいですね。夕方前・通勤や帰宅ラッシュは特に混雑しますので、避けましょう。

重い荷物を網棚に持ち上げるなどは厳禁!

助産師

新幹線だからということに限りません。妊娠期を通して、重い荷物を自分の頭より高い位置に移動させるのはできるだけ避けましょう。
非妊娠期と比べ貧血も起こしやすいですし、バランスも崩しやすいものです。転倒して流産を招くようなことは避けたたいですよね。

長時間同じ姿勢でいることは避けること

助産師

妊娠初期はそこまで神経質になる必要はありませんが、妊娠中は血栓症を起こしやすいと言われています。こまめに水分をとり、トイレにもこまめに行くように心がけてください。

つわり中は無理をしない

助産師

つわり中はあえて無理をしないほうがいいですね。お手洗いの近くなどに座席をとる・エチケット袋を持参しておくなどが理想的です。
新幹線や飛行機の中は揺れます。さらににおいがこもりやすい環境なので、自宅で過ごしている以上に吐き気に襲われるでしょう。
可能なら誰かに付き添ってもらうといいですね。
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4.【体験談一覧】妊娠初期だからこそ!新幹線移動でこんなに大変だった

妊娠初期の移動は、妊娠前の新幹線移動の何倍もつらいようです。特につわりがある人は移動中の吐き気を回避する方法を考えておきたいものです。

助産師

つわりを軽減してくれるビタミンB6・B12を含む葉酸サプリを日頃から飲むというのもおすすめです。

つわりが楽になる葉酸サプリを選んでいますか?

葉酸サプリを正しく選ぶとつわりの症状が軽くなります。
妊娠初期は赤ちゃんにとっても葉酸は大切ですよ！

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葉酸サプリの選び方

先輩ママの体験談:食べづわりなら、新幹線に乗車する前に何か食べておくのがおすすめ

新幹線に乗る前に何も食べなかった事。
つわりが超初期からありました。
新幹線は時間ギリギリで乗車したので食べるものも何も持たず空腹だった為、新幹線の揺れでつわりが酷くなり車内販売が通るまでなんども吐きそうになりました。
(おりこ　31歳　1歳息子　東京都)

先輩ママの体験談:新幹線での移動はたった一時間でもつらかった

妊娠初期に、その報告も兼ねて新幹線で帰省しました。
新幹線に乗っている時間は一時間程度だったのですが、私の場合、食べづわりといってお腹が空くと気持ち悪くなるタイプのつわりがあり、お菓子などは買って乗り込んだのですが途中で足りなくなって大変でした。
(匿子３２歳・五歳息子・二人目妊娠中・宮城県在住)

先輩ママの体験談:妊娠初期での新幹線移動は混雑でお腹がぶつかるのが不安

私は新幹線に乗りました。
どうしても行かないといけない用事だったため、仕方なく新幹線で行く事になりました。
まず大変だったのが悪阻が酷かったので、酔いと混ざり凄く具合が悪かったの事です。
後悔した事は特には思いつかないけど、強いて言えば妊婦だと気付かれないため、常にお腹に気を張って人とぶつからないように避けながらいたことです。
(あーぽん・21歳・1歳娘・長野県在住)